平成17年、50年ぶりの新規参入球団として仙台市に誕生した東北楽天が、ついに日本一に登りつめました。“がんばろう東北”。11月3日の日本シリーズ最終戦では、球場やテレビの前で、東北全体、とりわけ東日本大震災で被災したかたがたをどれだけ勇気づけたかと思うと、同じ東北の一員として胸が熱くなりました。
さらに、今年忘れてはならないのが、地元秋田のチームの大活躍です。開幕12連勝! プロバスケットボール・bjリーグでは秋田ノーザンハピネッツの快進撃。そして、ブースター(※)の熱さなどが評価され、年明け1月26日に、大都市以外では初めての「2013 ー 2014シーズンオールスターゲームin秋田」が開催されます。
また、サッカー・JFLのブラウブリッツ秋田のJリーグ・J3参入もうれしい話題です。今季、ホームで9勝2敗6引き分けと好成績を残したことで、来春のJリーグ開幕も今から楽しみです。
ラグビーの秋田ノーザンブレッツにも期待しています。「秋田と共に、秋田のために」を掲げ結成から10年、若者から往年のファンまで、ラグビー王国秋田の復活を願っています。
スポーツには、人の心を元気にする力があります。スポーツホームタウン構想に取り組んでいる秋田市としても、引き続き地元のトップスポーツクラブを核とした地域のにぎわいづくりや市民の一体感の醸成に努めていきます。
年末から正月にかけて、バスケット、サッカー、ラグビー、駅伝など高校生の全国大会が続きます。市民のみなさんの声援が何よりも秋田の高校生の背中を押すことになります。私も力こぶを入れながらエールを送りたいと思います。
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