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※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
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2014年5月16日号
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新たな文化施設 |
整備構想ができました |
秋田市文化会館は完成から33年、秋田県民会館は52年が経過し、いずれも老朽化が進んでいます。そのため市と県では、将来の施設整備と効率的な運営のあり方を考える必要があるという共通認識のもと、これらに替わる新たな施設の整備を検討しています。
これまで、県と市、有識者からなる検討委員会を6回開催したほか、施設整備について、市民のみなさんからの意見募集なども実施しました。そしてこのたび、新施設を整備した場合の役割や、おもな機能など、その基本となる考え方を取りまとめた「新たな文化施設に関する整備構想」を策定しました。今後、この構想に基づいて、さらに検討を進めてまいります。 なお、整備構想は、企画調整課(市役所2階)、下記のホームページ、または県文化振興課(県庁第二庁舎8階)でご覧いただけます。 |
企画調整課tel(866)2032 ホームページ http://www.city.akita.akita.jp/city/pl/mn/ |
◆新たな文化施設に関する整備構想のおもな内容◆ |
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文化施設の3つの役割 |
★人が集う「場」を創出することで、地域の活性化に貢献
★文化に触れる機会の拡充 ★文化創造に向けた取り組みの活発化 |
文化施設が担う機能 |
★県内の文化芸術団体に、最高の舞台での発表の機会を提供
★文化創造の場として、日常的な芸術・文化活動を活発化 ★若者を引きつける大型コンサートや、大掛かりな舞台演劇など、秋田でできなかった質の高いステージを上演 ★発表と鑑賞の場に加え、コンベンション開催誘致を図り、交流人口の拡大にも貢献し、地域の元気創造をサポート |
おもな施設構成 |
●高機能型ホール
…クラシック、ポップス、ロックなどのコンサートや、フルバージョンでの演劇、歌舞伎などの上演が可能なホール。客席は1,800〜2,200席 ●舞台芸術型ホール …質の高い舞踊や演劇の上演を可能とし、観客が舞台と一体感を持って鑑賞できるホール。客席数は800〜1,200席 ●コンベンションへの対応 …上記の2つのホールを利用することで、3,000人までの大会や会議などに対応。商品展示会や分科会などでの活用も検討 |
立地環境 |
文化振興だけでなく、まちのにぎわいづくりや既存の文化施設と連動した「文化芸術ゾーン」の形成、また、秋田市が進める「コンパクトで成熟した市街地形成」につなげるため、市街地が適当
*駐車場は、公共交通機関の充実、施設規模に応じた専用駐車場の整備、周辺の民間駐車場の活用を促進するなどして確保します。 |
県内施設や地域の活性化 |
●芸術文化の発信や、全県に向けて情報を提供する機能を強化
●秋田市での開催に加え、県内の他の地域でも質の高いステージなどを鑑賞できる機会を提供 ●文化・芸術系のイベントや大規模な大会・会議を誘致し、人が集まることで生まれる経済的な効果などを地域にも波及 |
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