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※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
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2014年10月3日号
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み〜んな健康がいちばん! |
健康な 今こそ受けよう がん検診! |
10月は「がん検診受診率50%達成に向けた集中キャンペーン月間」 |
現代は、一生のうち2人に1人が「がん」になる時代と言われています。早期発見、早期治療を心がけ、検診を受けましょう。保健予防課tel(883)1176
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「健康だから大丈夫」と思っていませんか |
がんは、生活習慣・環境の影響が大きいとされていますが、早期のがんにはほとんど自覚症状がありません。そのため、自覚症状が出たときには、すでに進行していることもあります。
検診で発見されたがんは、自覚症状が出てからの受診によるものと比べて早期のがんが多く、早期の場合は、胃がんのように9割以上が治るものもあります。 |
あなたとあなたの大切な人のために |
がんが早期で発見された場合、治療方法を選べ、治療に要する期間や治療のための精神的・身体的負担だけでなく、経済的負担も軽く済みます。また、がんによる影響は、家族、友人、職場など、多くの人が受けることになります。
あなただけでなく、あなたの大切な人のため、生活習慣に気を配り、検診を受けましょう。 |
がん経験者からのメッセージ(60代・男性) |
検診を受けて、3年間で大腸がんと前立腺がんの2種類が見つかりました。どちらも検診を受けたときには自覚症状がなく、初期の状態だったため開腹手術を受けずに治療ができ、検診の重要性を再認識しました。
みなさんにもしっかりがん検診を受けてもらいたいと思います。また、精密検査の通知が来ても、受けない人がいるとのことですが、せっかく通知がきているのだから、精密検査をしっかり受けて欲しいと思います。 |
検診を「受けて良かった」
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検診を受けて良かったという体験談を募集しています。ご協力いただけるかたは、保健予防課へご連絡ください。スマートフォンなどで電子申請からも投稿できます。なお、個人情報は公表しません。
◎秋田市電子申請・届出サービス http://www.city.akita.akita.jp/City/shinsei/default.htm |
各種検診情報は全戸配布した「健診ガイド」で |
![]() 職場などで受診機会がないかたを対象に、各種がん検診などを行っています。胸部検診と胃がん検診は、検診車が巡回しています。巡回日程を掲載した広報あきた(胸部は9月5日号、胃がんは6月6日号)をご覧の上、地区に関係なく都合のよい会場へお越しください。 その他の検診の実施医療機関などは、5月に全戸配布した冊子「秋田市の健診ガイド」(上写真)をご覧ください。冊子は、公共施設、金融機関、コンビニエンスストアなどに置いているほか、市のホームページにも掲載しています(「秋田市 検診」で検索)。 ■各種検診の概要 ![]() *「日曜健診」について詳しくは、健診ガイドをご覧になるか、保健予防課へお問い合わせください。 |
ドクターから |
●骨粗しょう症検診で骨をチェック
![]() 成田裕一郎 先生(中通総合病院整形外科) 骨粗しょう症は、骨の量が減少して骨の微細構造が弱くなり、骨折しやすくなる病気です。加齢によって起こりますが、特に、閉経後の女性は、骨のカルシウムが血液に溶け出すのを防いでくれる女性ホルモンが分泌されなくなるため、急激に進行することがあります。 背骨(椎骨)や股、肩、ひじ、手首近くの骨が弱くなりやすく、軽い転倒でも骨折してしまうため、日常生活に大きな支障をきたし、手術が必要になることもあります。 骨粗しょう症検診を受けてご自身の骨をきちんとチェックし、骨粗しょう症と診断されたかたは早めの治療をお勧めします。 ※中通総合病院では、骨粗しょう症検診を行っていません。ご了承ください。 ●歯周疾患検診を受けて生涯自分の歯で食べよう ![]() 玉木克弥 先生(玉木歯科医院) 秋田市の歯周疾患検診では、口の中の二大疾患である「むし歯」と「歯周病」の検査・指導を受けることができます。特に歯周病は、歯を支える周りの組織が歯周病菌によって破壊され、放っておくと最後は歯が抜け落ちてしまう怖い病気です。 また近年、全身疾患(心臓病、脳血管疾患、糖尿病など)との関係も明らかになってきています。みなさんの健康増進のため、いつまでもご自分の歯で美味しく食事をするために歯周疾患検診をご活用ください。 |
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