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※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
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2014年11月21日号
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みんなで予防
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これから、インフルエンザが流行するシーズンです。38度以上の発熱、頭痛、関節痛などの全身症状が突然現れ、子どもは稀に急性脳症を発症し、高齢者や免疫力の低下しているかたは、肺炎を伴うなど重症になる場合もあります。
インフルエンザに負けない、正しい予防法を身に付けましょう。 健康管理課tel(883)1180 |
インフルエンザから身を守ろう |
感染経路は、インフルエンザウイルスに感染した人の咳やくしゃみに混じるウイルスを直接吸い込む「飛沫感染」と、不特定多数の人がさわるドアノブや電気のスイッチなどに付着したウイルスにさわって感染する「接触感染」があります。
次の点に注意して、インフルエンザから身を守りましょう。 ■「咳エチケット」を守りましょう ・他の人に向けて咳やくしゃみをしない。 ・咳やくしゃみが出るときはマスクをする ・手のひらで咳やくしゃみを受け止めたときは、すぐに手を洗う ・鼻汁、痰を含んだティッシュはすぐにふた付きのゴミ箱に捨てるか、ビニール袋に入れて密封する ■外出後は十分に手洗いを 流水と石けんによる手洗いは、手指についたインフルエンザウイルスを除去するために有効な方法です。また、アルコール製剤による手指消毒も効果があります。 正しい手洗い方法 (1)流水で両手を十分に濡らす (2)石けんを泡立て、手首から5上まで、15〜30秒間もみ洗い (3)手のひらと甲をこすり洗い (4)汚れがつきやすい指先、爪は入念に洗う。指の間、親指、手首も忘れずに (5)指先を上に向け、流水で洗い流す (6)洗った手は、よく乾いた清潔なタオルで拭く ■適度な湿度を保ちましょう 空気が乾燥すると、のどの粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。特に乾燥しやすい室内では、加湿器などを使って適切な湿度(50〜60%)を保つことも効果的です。 ■十分な休養とバランスの良い栄養を取りましょう 体の抵抗力を高めるために、十分な休養とバランスの良い栄養を取ることを心掛けましょう。 ■人混みへの外出は控えましょう インフルエンザが流行してきたら、特に高齢者や基礎疾患のあるかた、疲労気味、睡眠不足のかたは、人混みや繁華街への不要不急な外出は控えましょう。 やむを得ず外出する場合は、不織布製マスクを着用し、短時間で用事を済ませましょう。 ■流行する前に予防接種を受けましょう インフルエンザにかかっても「発症をある程度おさえる」「肺炎や脳症などの重い合併症になるのを防ぐ」「まわりの人に感染が広がるのをおさえる」などの効果が期待できます。予防効果の期間は、接種した2週間後から5か月程度と考えられています。 |
インフルエンザにかかったら |
・具合が悪ければ早めに医療機関を受診する
・安静にして休養をとる。特に、睡眠を十分にとることが大切 ・水分を十分に補給する。お茶でもスープでも飲みたいものを ・薬は医師の指示に従って、正しく服用する ▼発病前日から発病後3〜7日間(解熱後も)はウイルスを排出すると言われています。また、学校保健安全法では「発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児にあっては3日)を経過するまで」をインフルエンザによる出席停止期間としています。 |
*65歳以上のかたのインフルエンザ定期予防接種を来年2月28日(土)まで実施しています。詳しくは、広報あきた10月3日号をご覧ください。 |
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