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※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
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2015年2月6日号
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東北六魂祭2015秋田 |
東北の心はひとつ、さらに前へ。 |
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1月20日、東北6市の市長などが参加して行われた「東北六魂祭実行委員会総会」で、秋田開催の日程が、5月30日(土)・31日(日)に決まりました。
両日、祭りパレードをメインに、祭り体験イベントや秋田県内の郷土芸能を披露するステージのほか、たくさんの飲食・物販ブースが出店し、イベントを盛り上げます。ぜひみなさんでお越しください! |
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日時(時間は予定)/
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●問い合わせ
東北六魂祭実行委員会事務局 (観光物産課東北六魂祭担当)tel(866)6642 |
東北六魂祭実行委員会 会長
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![]() 東日本大震災から、4年の歳月が過ぎようとしています。東北六魂祭も、初開催だった仙台市から盛岡市、福島市、そして山形市と回を重ねるごとに、東北の復興を願う一大イベントとして定着してきていることを実感しています。 秋田県内では今なお、多くのかたがたが住み慣れた土地を離れた生活を余儀なくされており、震災に伴うさまざまな課題を風化させてはならない、という想いを強く感じています。復興はまだ道半ばであり、震災を語り継ぎ、東北の絆をより一層深めていくためにも、六魂祭の継続は重要な意義があります。 2015年、東北六魂祭の舞台は秋田市です。開催にあたっては、「東北の心はひとつ、さらに前へ。」という早期復興への想いを強く表したいと考えます。秋田開催では、六魂祭で初めて、竿燈の提灯に灯りをともします。雄大な日本海に沈む美しい夕日を背景に、会場を埋め尽くし、どこまでも高く立ち上がる光の稲穂は、東北の未来を明るく照らすものと確信します。東北復興への想いを乗せた六つの祭りの魂が秋田に集い、東北の輝きを、日本中へ、世界へと発信し、訪れたみなさまとも心を一つにできれば、こんな嬉しいことはありません。 2015年春、秋田市で開かれる東北六魂祭にどうぞご期待ください。 |
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写真は「東北六魂祭2014山形」の様子
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東北の絆を強める一大イベント |
東北六魂祭は、2011年に発生した東日本大震災による犠牲者の鎮魂と、東北の早期復興への想いから始まったイベントで、今年の秋田市で5回目の開催となります。
秋田竿燈まつり、青森ねぶた祭、盛岡さんさ踊り、山形花笠まつり、仙台七夕まつり、福島わらじまつりと、東北の県庁所在都市の6つの祭りが集まり、全国から二十万人を超すかたが訪れる東北の一大イベントとなっています。 |
今年の一文字テーマは「輝」 |
東北六魂祭では、毎年一文字テーマを決めています。秋田開催のテーマは「輝」。どこまでも高く立ち上がり、夕闇に輝く竿燈のように、どこまでも伸びていく東北の希望や実りが感じられる祭りにしたいとの想いを込めました。
●開催地ごとのテーマ 仙台市(2011)「祈」/盛岡市(2012)「希」 福島市(2013)「福」/山形市(2014)「起」 開催にあたり、会場周辺で大規模な交通規制を行います。詳細が決まり次第、改めて広報あきたに掲載するほか、会場周辺地区を対象に説明会を実施します。 |
鎮魂の願いを込め元気になる祭りに |
![]() 秋田市竿燈会 藤原 賢一会長 東北六魂祭へは、宮城県仙台市での開催から毎年参加しています。これまで12〜16本の出竿でしたが、地元開催ということもあり、竿燈会の38町内に協力を呼びかけ、全部で約50本が参加することになりそうです。 2日間で数十万人もが会場に訪れる盛大なイベントですが、まずは開催の主旨である震災による犠牲者の鎮魂と被災地の復興を願い演技を披露します。依然として秋田に避難されているかたもたくさんいます。そういったみなさんが少しでも元気になり、喜んでもらえるよう頑張ります。 また、初めて竿燈を見る観光客のみなさんには、8月の祭り本番にも足を運んでもらえるように、竿燈会が一丸となって東北六魂祭を盛り上げます。市民のみなさんもぜひお楽しみに。 |
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