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※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
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2015年5月1日号
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健康ライフ太鼓判! |
特定健診プラスのはなし |
あなたの健康づくりをサポートする、ミニ情報をお届け!
●特定健診課tel(866)8903 |
健診結果の見方(3) 脂質検査 |
健診の結果、中性脂肪やコレステロールが基準値を超えていても、いつものことだからと放置していませんか? 脂質の異常はメタボを進行させ、重篤な生活習慣病を引き起こす要因になります。
●基準値 中性脂肪→149mg/dl以下 HDL(善玉)コレステロール→40mg/dl以上 LDL(悪玉)コレステロール→119mg/dl以下 |
■なぜ脂質異常になるの? |
中性脂肪は、「脂(あぶら)」「甘い物」「アルコール」の頭文字、3つの“あ”の摂り過ぎで増加します。中性脂肪の値が高いと、HDLコレステロールが低下し、LDLコレステロールが増加します。HDLコレステロールは喫煙や運動不足で低下、LDLコレステロールは、卵、肉、洋菓子、乳製品などの摂り過ぎや野菜不足でも増加します。
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■脂質異常だと何がいけないの? |
すぐに使わない中性脂肪は体脂肪として蓄えられ、メタボを悪化させ、心筋梗塞や脳梗塞などの生活習慣病を招きます。血管のお掃除役であるHDLコレステロールが低下し、LDLコレステロールが増加すると、余分なコレステロールが血管を詰まらせます。
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脂質異常を防ぐコツ |
◆野菜やきのこ、海藻を食べる
食物繊維はLDLコレステロールを体外に排出させます。 ◆晩酌は時間を決めて 遅くまでの晩酌は、お酒の飲み過ぎとおつまみの食べ過ぎにもつながります。就寝2時間前までに晩酌を終えましょう。 ◆水分補給は水かお茶 清涼飲料水に含まれる大量の糖分は、中性脂肪を増加させます。低カロリー飲料でも100mlあたり5〜20kcal含まれています。 ◆なるべく体を動かす 適度な運動は中性脂肪の分解を助け、HDLコレステロールを増やします。運動する時間がとれない人は、なるべく階段を使う、駐車場では車を遠くに停めるなどして、今までよりもプラス10分、体を動かしましょう。 |
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