※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
2015年6月19日号

戦後70年 〜今、伝えたい〜

ヒロシマ原爆と土崎空襲展


とき/
 7月4日(土)→12日(日)
午前10時〜午後7時
(最終日は午後5時まで)
ところ/
エリアなかいち・にぎわい交流館 2階展示ホール

*入場無料
●問い合わせ/
 企画調整課tel(866)2033


原爆ドーム

 1945年8月6日、たった1発の原子爆弾により広島の街は焦土と化し、1日に何万人という罪なき市民の命が絶たれ、その年のうちに14万人ものかたが亡くなりました。かろうじて一命をとりとめた被爆者のかたも、今なお、深刻な心身の傷に苦しんでいます。
 そして終戦前夜の8月14日夜10時30分頃から15日未明にかけて、土崎地区で約4時間にわたり、1万2千発以上の爆弾が投下され、約250人の尊い命が奪われました。この土崎空襲は「日本で最後の空襲」とも呼ばれています。    
 このような悲劇を2度と繰り返さないよう、秋田市と広島市は戦後70年の節目の今年、未来ある次の世代に戦争の悲惨さを語り継ぐため、企画展を開催します。広島からお招きする被爆者のかたの体験講話など、関連する催しもあります。
ぜひお越しください。

空襲を受けた土崎の秋田製油所
(無明舎出版「思い出のアルバム土崎」より)
土崎空襲で亡くなった
児童が着ていた学童服
広島原爆時の弁当箱※
(折免(おりめん)シゲコさん寄贈)
広島原爆時の三輪車※
(銕谷(てつたに)信男さん寄贈)
※は広島平和記念資料館所蔵

おもな展示内容

■写真パネル…広島の原爆被害や核兵器の現状、平和への取り組みなどを紹介
■被爆資料…平和記念資料館所蔵の資料28点。原爆で亡くなったかたの遺品、変形した瓦やガラスびんなど
■土崎空襲資料…写真パネルや実際投下された爆弾、爆弾の破片が貫通した学童服など
■体験手記…被爆体験者が当時を思い出して綴った手記
■DVD・図書コーナー…記録映像やアニメーション、広島の原爆被害を伝える写真集など

企画展関連の催し

■オープニングセレモニー
 ▼7月4日(土)午前10時〜
 …明徳小学校音楽部の合唱など
■広島の被爆体験者と土崎の空襲体験者の講話
 ▼7月4日(土)
 (1)午前10時50分〜(広島)
 (2)午前11時50分〜(土崎)
 ▼7月5日(日)
 (1)午前10時30分〜(広島)
 (2)午前11時30分〜(土崎)
 (3)午後2時〜(広島)
 (4)午後3時〜(土崎)
■被爆体験記朗読会
 ▼7月10日(金)・11日(土)、午前11時〜正午
 …広島の朗読ボランティアが、被爆体験記や原爆詩を朗読します
■女優・浅利香津代さんの講話と朗読
 ▼7月12日(日) 午後1時〜2時
 …秋田市出身の浅利さんが「『平和』今、想うこと」と題して話すほか、土崎空襲がテーマの絵本「はまなすはみた」を朗読します


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