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※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
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2015年7月17日号
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“どっこいしょ”で燃える夏! |
国重要無形民俗文化財秋田竿燈まつり |
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勇壮な太鼓と笛の音が鳴り響く中、一万個もの提灯が光の稲穂となって、まつり会場を埋め尽くします。不意の風をも制して差し上げる、磨かれた技と気迫。心躍る熱い熱い4日間が間もなく幕を開けます。 ●問い合わせ 秋田市竿燈まつり実行委員会(観光物産課内)tel(866)2112 ホームページ http://www.kantou.gr.jp |
まつり日程 |
夜本番/3日(月)〜6日(木) |
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●会場/竿燈大通り
午後6時15分 交通規制開始 午後6時50分 竿燈入場 午後7時25分 演技開始 午後8時35分 ふれあい竿燈 午後8時50分 竿燈退場 午後9時30分 交通規制解除(予定) *6日は竿燈入場前に市民パレードを行います(15分程度)。 ■夜のまつり本番はゆっくり観覧席で! A席(ひな壇または長いす席)2,100円 …観覧席のお求めは、竿燈観覧席予約センター(大町の秋田観光コンベンション協会内)へ。事前に観覧席の空き状況をご確認ください。tel(866)9977 (平日午前10時〜午後5時) |
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妙技会/4日(火)〜6日(木) |
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●会場/エリアなかいち・にぎわい広場
午前9時20分 競技開始 午後3時20分 競技終了(予定) 競技種目は大若団体規定、大若団体自由、大若個人(規定)、囃子方。4・5日が予選、6日が決勝です。小若の競技は6日午前のみの予定です。 なお、毎日正午からは小若・幼若の竿燈体験コーナーを行います。先着各100人。 |
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竿燈まつり期間中に開催する関連イベントへどうぞ |
竿燈屋台村
<問>秋田市竿燈まつり実行委員会tel(866)2112 市役所会場は、午後3時〜午後10時30分(2日(日)は前夜祭を開催)。中央会場(みずほ銀行秋田支店となりの産業会館跡地)は、午後3時〜午後9時30分 ご当地グルメフェスティバル <問>同実行委員会(秋田商工会議所内)tel(866)6676 会場は大町イベント広場。時間は午後3時〜午後9時30分 秋田民謡の披露と秋田弁の昔話 <問>民俗芸能伝承館tel(866)7091 会場は旧金子家住宅(大町)。 昔話が午前11時〜午前11時55分、民謡が午後1時30分〜午後4時。入館料100円(高校生以下無料) 洋風建築の赤れんが郷土館で竿燈実演 <問>赤れんが郷土館tel(864)6851 会場は赤れんが郷土館駐車場。時間はお問い合わせください。国際教養大学竿燈会が演技を披露! 竿燈の組み立てや提灯の取り付けもご覧いただけます ◆赤れんが郷土館、民俗芸能伝承館、旧金子家住宅は、開館時間を午後7時まで延長します。ぜひお越しください! |
◇これであなたも竿燈通 |
竿燈の始まりは?
竿燈まつりは、真夏の病魔や邪気を払う「ねぶり流し」として、江戸時代の宝暦年間(1751〜63)には原型ができていたと言われています。その後、五穀豊穣や無病息災、技芸上達を願う風習として、久保田城下の外町(とまち)と呼ばれた町人の町に住む職人たちによって継承されてきました。 この庶民の風習は、歴代藩主も保護していたことから、まつりを行う前には各町内の面々が勢ぞろいして、お城に向かって敬意を表していたとのこと。当時からの町内が藩主から賜った、豊穣、繁栄、安泰を祈願する町紋とまつりの精神は、今もなお大切に受け継がれています。 妙技会観戦をさらに面白く 妙技会での竿燈演技は、「型の美しさや安定した姿勢」「直径6メートル円内での演技」「竿に両手をかけなかったか」「竿燈の安定性」「踏ん張りの力強さ」が審査基準です。 一方、囃子方は、「太鼓のリズムとバランス」「バチさばきの威勢の良さ」「笛の音色の伸び」「メロディーの伝統性」「笛と太鼓の調和」などがポイント。みなさんも、この視点で妙技会の真剣勝負をご覧になると、またひと味ちがいます! ![]() |
◇新屋から美大の風、吹かせます! |
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![]() 秋田公立美術大学の学生たちが、昨年から新屋竿燈会に参加しています。今年も18人が、まつり本番で竿燈演技やお囃子を披露する予定です。 昨年に引き続き参加する三森駿太さん(3年生・福島県出身)は、「1年生の頃に見た差し手の演技に一目惚れして、竿燈にハマリました。本番では、練習の成果を発揮し、新屋竿燈会の一員として、悔いのないよう頑張ります!」と、意気込みを語ってくれました。まつりを盛り上げる美大生の活躍に、ぜひご注目ください!
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*竿燈まつり期間中は、安全のため、竿燈大通り・エリアなかいち・市役所・産業会館跡地・大町イベント広場で「ドローン」の飛行を禁止します。ご協力をお願いします。
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