※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
2015年11月20日号

ずっと忘れない

こころに、学舎(まなびや)

4回シリーズの1回目!

大正寺小学校

旧校舎(昭和51年の空撮)
雄和新波字寺沢32-8

校歌
作詞:松戸久治 作曲:藤原 辰五郎
一 雪の光も蛍火も
  昔ながらの新波なる
  教えの庭の学び風
  いや吹きめぐれ朝夕に
二 雪の光も蛍火も 
  昔ながらの新波なる
  教えの庭の稚児ざくら
  いや咲きほこれ朝夕に

新波小として明治7年に誕生

 大正寺小の歴史は、明治7年にできた「新波小学校」が始まりです。昭和22年に「大正寺小学校」に改称され、昭和55年には「中の沢小学校」を統合し、現在の大正寺小と同じ学区になりました。そして今年で141周年。脈々と地域の文化を育み続けています。
 長い歴史の中、「自転車といえば大正寺小」と言われた時代もあります。安全な乗り方などを競う「交通安全子供自転車大会」で、学校の自転車クラブが、昭和48年から20年連続県大会で優勝、昭和53年には全国大会で準優勝に輝いています。地域をあげて取り組んだおかげで、県内にその名を轟かす結果となりました。

地域に愛され続ける小学校

8月に行われる地域伝統の「大正寺おけさまつり」には、毎年、全児童が参加します。おけさ保存会のかたの熱心な指導の下、子どもたちは真剣に練習に取り組んできました。
 また、商店街を駆け抜ける学校恒例の「さわやかマラソン大会」では、沿道からの声援が、子どもたちの完走を後押ししてくれました。
 こうしてみんなに支えられ、親しまれてきた大正寺小学校。閉校は一つの節目ですが、子どもたちと地域の絆は、きっと今以上に強くつながっていくことでしょう。

…平成27年11月現在の在校生は42人。うち最後の卒業生は7人です。

\(^O^)/笑顔の思い出♪


違う学年の児童がグループに分かれて活動。
責任感が芽生え、親密さが増します


マラソン大会


大正寺おけさまつり。合い言葉は「元気がなければおけさじゃない」

雄和の4つの小学校が来春統合します

◆雄和地域の大正寺・戸米川・川添・種平小学校が統合し、来年4月に「雄和小学校」が誕生します。これから、広報あきた第3金曜日発行号で、閉校となる4校をシリーズで紹介します。

◆4校の閉校式は、11月に実施されます。式典の様子は、広報あきたで改めてお知らせします。

◆現在、「雄和小学校」を建設中です。場所は、雄和市民サービスセンター近く、雄和中学校の隣りの敷地です。来年4月からは約210人の児童が通うこととなります。

現在建設中の雄和小学校。左側の建物が雄和中学校


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