|
※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
|
2015年12月4日号
|
健康ライフ太鼓判! |
おしえてドクター! |
あなたの健康づくりをサポートする、ミニ情報をお届け!
|
Q・認知症を早期発見するためには、どこで診てもらえばいいの?
|
今回のお話は/
市立秋田総合病院 精神科 内藤 信吾 医師 |
■認知症は早期発見できる? |
「できていたことができなくなってきた」「何度も同じことを話す・聞く」「怒りっぽくなった」「料理の味付けが変わった」「身だしなみに気を遣わなくなった」「物をなくす」など、このようなことが気になったら、「物忘れ外来」や「脳ドック」などを受診することをお勧めします。
専門外来では詳しい問診、頭部の画像診断、脳血流検査、血液検査などを行います。ご本人だけでなく、生活をともにするご家族も一緒に受診されるのが望ましいです。最近では診察能力・検査法の進歩により、初期でも認知症の兆候がわかるようになってきました。認知症の多くは、時間が経つと悪化します。早期発見・早期治療で、進行をできるだけ遅らせることができます。 |
■認知症の予防法はあるの? |
残念ながら、認知症には確実な予防法はありません。しかし、認知症になりにくい生活習慣があることはわかってきました。
例えば、ビタミン類やDHA・EPAを多く含む食品(野菜・果物・魚)をよく食べる、散歩など有酸素運動を習慣的に行う、人とよく交流し新しいものを見聞きする、深酒や喫煙を控える、規則正しい生活を送るなどがあります。 ■市立病院の「もの忘れ外来」 まずは精神科外来へご予約ください。tel(823)4171(平日13:00〜15:00) |
認知症ガイドブック |
![]() 認知症の進行状況に合わせた支援や、医療・介護サービスをまとめた「秋田市認知症ガイドブック」を作成しました。長寿福祉課(市福祉棟2階)、各地域包括支援センターに置いています。こちらもぜひご活用ください。tel(866)8760 |
![]() |