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※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
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2016年1月1日号
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秋田市で! |
希望をかなえるみんなのまちづくり |
人口減少対策を柱とする秋田市総合戦略を策定しています |
市では現在、人口減少の抑制と地方創生の実現をめざし、「秋田市まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定しています。
これまで、有識者からなる「秋田市総合計画・地方創生懇話会」などで審議が行われ、原案を作成しました。この中で、5つの基本目標の1番目に、「若い世代の結婚・出産・子育ての希望をかなえる」を掲げ、人口減少対策を重点的に推進することとしています。 検討中の取り組みの一部をご紹介します |
◆第2子保育料無償化 |
子育てにかかる経済的な負担が少子化の一因になっていることから、一定の所得制限(※)のもと、平成28年4月2日以降に生まれる第2子の保育料を無償化することで、子育て世帯の経済的負担の軽減と子育て環境の向上を図ります。
※世帯年収が、保育所などへの入所は約640万円未満、幼稚園は約680万円以下。 |
◆秋田市版“ネウボラ” |
“ネウボラ”とは、フィンランドの子育て支援拠点のこと。それを参考に、妊娠期から子育て期にわたるまでのさまざまなニーズに対して、総合的な支援を提供する「ワンストップ拠点」を作り、子育て世代の安心感を確保します。
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◆シングルズカフェ秋田 |
若者の結婚しない理由として、出会いの少なさが多くあげられていることから、20歳代〜30歳代の独身男女を対象とした「シングルズカフェ秋田」を開設し、若い男女の出会いの場を提供します。
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◆“アンダー35”正社員化促進事業 |
若い世代が結婚し、子どもを生み育てていくためには、安定した雇用と一定の所得が必要です。
そのため、35歳未満の非正規雇用者を正社員に転換した企業に対して、1人あたり年20万円の助成金を3年間交付し、正社員化を促進することで雇用の拡大と地元定着につなげます。 |
秋田市まち・ひと・しごと創生総合戦略の基本目標(案) |
(1)若い世代の結婚・出産・子育ての希望をかなえる
(2)安定した雇用を創出する (3)秋田市への新しいひとの流れをつくる (4)高齢者が健康でいきいきと暮らせるまちづくりを進める (5)持続可能な地域をつくり、安全安心なくらしを守る |
この原案は、さらに市民のみなさんの意見を反映させながら、今後、2月の市議会定例会に示した上で、今年度中の策定をめざしています。 「秋田市まち・ひと・しごと創生総合戦略」(原案)は、企画調整課ホームページでご覧いただけます。 http://www.city.akita.akita.jp/city/pl/mn/ <問>tel(866)2032 |
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