※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
2016年1月1日号

新庁舎Coming Soon(カミングスーン)まもなく!

市民サービスの新たな拠点、誕生!


秋田市役所新庁舎概要

敷地面積/約25,850平方メートル
延べ面積/約31,000平方メートル
構造/鉄筋コンクリート造(免震構造)
階数/地上6階、地下1階
高さ/約30m

新庁舎南側の一部

西側から見た新庁舎完成予定図

いよいよ5月オープン!
次世代へ引き継がれる庁舎をめざして

 秋田市役所の新庁舎建設工事は、平成25年12月の着工から2年が経過し、工事も順調に進み、秋田杉を外部に活かした秋田らしさ漂う新庁舎が、いよいよ姿を現してきました。
 新庁舎開庁は5月6日(金)の予定。 窓口の分散が解消され、市民サービスの向上が図られるほか、交流スペースや防災拠点機能などを備えた、市民に親しまれる安全・安心な庁舎が、この春誕生します。

 現在の庁舎と議場棟は、昭和39年10月の竣工から50年近く経過して建物の老朽化が進み、同時に耐震診断により地震への安全性の不備が指摘されました。市では、これらの状況を踏まえ、平成22年6月に新庁舎建設を決定し、庁舎の建て替えを進めてきました。
平成21年度/耐震診断
平成22年度/建設基本構想策定
平成23・24年度/基本設計・実施設計
平成25〜28年度/新庁舎建設工事

新庁舎5つの基本コンセプト

◆市民に親しまれ、市民サービスの向上を実現する、人にやさしい庁舎
◆防災拠点となる、市民に安全・安心な庁舎
◆環境共生へ取り組む、地球にやさしい庁舎
◆秋田の地域性を生かし、周辺環境と調和した庁舎
◆今ある資産を活用し、長く使い続けられる庁舎

新庁舎にはこんな特徴が!

サービスの向上を実現する庁舎
 新庁舎は、1階中央部分に複数の用件を1か所で行うことができる「総合窓口」を設置します。
 また、子どもや福祉、税関係の窓口を1階と2階に集約し、市民が利用しやすい庁舎になります。

市民に親しまれる庁舎
 2階と3階に、市民の地域活動の拠点となる中央市民サービスセンターを併設し、市民が利用できる多目的ホールや和・洋室、子育て交流ひろばなどを設置します。

環境に配慮した庁舎
 「環境立市あきた」の実現に向けて、太陽光や地中熱などの再生可能エネルギーを積極的に導入するほか、「自然採光」「自然通風」を取り入れ、庁舎内の消費エネルギーの削減と効率化に努めます。

*庁舎南側の屋上面(上の写真の白丸部分)などに太陽光パネルを設置します。

新庁舎配置図


市民の広場…敷地の中心である現庁舎跡地を市民の広場として、市民の憩いの場や各種イベント会場として活用します。
緑に囲まれた庁舎…敷地北側と東側の山王官公庁緑地に加え、南側と西側に新たな緑地帯を整備し、敷地全体を緑で囲みます。外構工事は4月上旬から開始する予定です。
秋田杉の庇(ひさし)…日差しを調整する深い庇を設けます。秋田杉を使うことで、秋田らしいデザインに。
防災拠点となる庁舎…屋上の鉄塔(右)は防災無線用です。また、万一の津波・浸水に備え、主要な機械室、電気室を上層階に設置します。電気や水などのライフラインが断絶しても、庁舎機能を数日間維持できる備蓄(非常用発電機、給排水設備)を計画しています。

新庁舎平面図

1階
総合窓口(戸籍・住民異動、
各種証明書交付など)および福祉・
国保年金などの窓口
2階
介護保険・育児・税などの窓口、
子育て交流ひろば、食堂
3階
農林・商工・観光・環境などの窓口、
中央市民サービスセンター
4階
市長室、企画・広報広聴・
都市計画・建設などの窓口
5階
議会、教育委員会などの窓口、正庁
6階
選挙、監査の執務室


市民の座(1階)
 
…市民の待ち合いスペース。天井の吹き抜けが開放的な空間です。

市民ホール(1階)
 
…行政情報の発信スペースとしてだけでなく、臨時の窓口業務の拡張スペースとして活用します。

子育て交流ひろば(2階)
…すでに各市民サービスセンター内にある子育て交流ひろばを新庁舎内にも設置します。就学前のお子さんと保護者が自由に遊べるスペースです♪

中央市民サービスセンター(2・3階)
…地域活動の拠点となる中央市民サービスセンターの愛称は「センタース」です。秋田市の中心を意味する「センター」と、私たちを意味する「us(アス)」を組み合わせたもので、市民一人ひとりが気軽に利用でき、明るく温もりのある場所になってほしいという願いが込められています。多目的ホール、和・洋室、調理室、音楽室などは3階に設置します。

議場(5階)
…床の高低差をできる限り少なくするなど、誰もが利用しやすいユニバーサルデザインに配慮し、市民に開かれた議場にします。


◆新庁舎には、現在建物が別棟の教育委員会、農林部、環境部、道路維持課のほか、市役所分館・山王別館で執務を行う課所室を集約します。


完成までラストスパート!

 新庁舎建設工事は、4月下旬に完成します。現庁舎からの移転は5月の大型連休に行い、新庁舎での業務開始は5月6日(金)からの予定です。
 引き続き、市役所へ来庁の際はご迷惑をお掛けしますが、ご理解とご協力をお願いします。

今後のスケジュール
 4月下旬/新庁舎建設工事完成
 4〜5月/備品搬入、移転作業
 5月6日/新庁舎が開庁
 6月上旬/現庁舎の解体工事、外構工事、分館の改修工事を開始
 平成29年12月/外構工事完成

安全第一! 完成に向けて、力を合わせて頑張ります!!

新庁舎建設工事は、「清水・千代田・シブヤ・田村建設工事共同企業体」が行っています。地元作業員を中心に、現在、約420人のみなさんが現場で働いています!


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