※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
2016年2月19日号

ずっと忘れない

こころに、学舎(まなびや)

3月で閉校する雄和の小学校を紹介。4回シリーズの最終回!

種平小学校


雄和種沢字戸草沢209番地
旧校舎(昭和40年代)

校歌
作詞:竹内 瑛二郎 作曲:佐藤 長太郎
一 朝明けの 水影きよく
静かに雄物 流れるほとり
  つらなる山に 見守られ
  やさしくつよく 育つわれら
  雨にも雪にも すこやかに
  日本の栄え にないつつ
  かがやく種平 われらが母校
二 鳥海の そびえる姿
  学びの道に 朝夕ながめ
  稲田の風に 父母の
  まごころ思い 励むわれら
  ひとみもあかるく はつらつと
  ゆくての希望 語りつつ
  のびゆく種平 われらが母校

じっくり学び育んだ郷土愛
貴重な体験は大切な宝物

 地域のシンボルである雄物川と高尾山の両方が眺められる種平小の歴史は、明治7年に創立された「平尾鳥小学校」が始まりです。その後、学校の合併や分校の設置・廃止などを経て、昭和34年に今の学区になりました。
 種平小は、児童数が雄和で一番少ない学校ですが、それを活かしてフットワークの軽い、より積極的な活動を行ってきました。例えば、全校児童による総合の学習では、雄和で身近な「雄物川」「りんご」「施設」のテーマから毎年1つ選び、それらにちなんだ体験学習などを行い、じっくり触れ、興味を持ってもらうことで郷土愛を育みました。
 また、20年以上にわたり行っている地元老人クラブとの「ふれあいPTA」では、お年寄りのみなさんから花壇や畑作りを学んだり、一緒にクイズやゲームを楽しんだりと、毎回笑顔の絶えない素敵な時間を共有してきました。
 小さい学校だからこそできる地域と密着した交流一つ一つが、子どもたちにとっては大切な“宝物”。このたくさんの貴重な体験を糧に、新しい学校でも、みんな元気にステップアップしてくれるはず。期待しましょう!
 …平成28年1月現在の在校生は16人。うち最後の卒業生は3人です。

\(^O^)/笑顔の思い出♪

ふれあいPTAで肩たたき
雄物川をカヌーでGO!

全校児童でダンス♪ おとな顔負けのレベルの高さ!

みんなでキメポーズ


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