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※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
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2016年4月1日号
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平成28年度秋田市予算の概要
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“力(ちから)”入れます!5つの成長戦略 |
*広報あきた3月4日号5ページに掲載した事業案は、市議会ですべて議決されました。 |
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新たな総合計画の中で、特に力を入れていく分野として5つの成長戦略を定めています。新年度予算は、これら成長戦略に重点的に配分し、限られた財源の有効活用に努めました。 このページでは、新規事業を中心に戦略ごとのおもな事業と予算をお知らせします。 |
●=新規事業 ○=既存事業/金額は千円以下四捨五入 |
戦略1
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●資格取得助成事業…就職やキャリアアップ(能力向上)に役立つ資格取得費用を助成/740万円
●海外展開促進事業…市内企業の国際コンテナ貨物利用や海外での販路活動費への支援/500万円 ●一歩先行く農業法人フォローアップ事業…法人設立後の支援の充実と新たな法人の発掘/473万円 ●乳和牛増産支援対策事業/209万円 ○アンダー35正社員化促進事業/平成27年度債務負担行為設定(※) ○中小企業金融対策事業…融資あっせんなど/48億8千808万円 ○6次産業化等関連事業…平成27年度2月議会に「補正予算(追加提案)」として前倒し提案 ※債務負担行為=一つの事業が複数年度に渡る場合に、あらかじめ予算の支出が議会で承認されていること |
戦略2
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●オール秋田「食と芸能」大祭典開催経費/1千500万円
●ラグビーワールドカップ2019キャンプ地誘致事業/296万円 ●(仮称)あきた芸術祭検討経費/250万円 ○中心市街地文化創造発信事業/4千904万円 ○県・市連携文化施設整備推進経費/1千181万円 ○国民文化祭アフターイベント開催経費/1千463万円 |
戦略3
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●自然環境体験活動促進事業…豊かな自然を活用した体験教室などの開催/100万円
●ホタル生息環境保全事業/60万円 ●使用済小型電子機器等分別回収事業/274万円 ●未来の暮らし創造事業(ライフスタイル変革事業)…講演会などの開催/45万円 ○ごみ減量対策事業/3千105万円 ○メガソーラー事業…総合環境センター敷地内でのメガソーラー発電を継続/7千380万円 ○市営住宅共用部照明LED化事業/3千137万円 |
戦略4
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●第2子保育料無償化事業/6千877万円
●妊娠期からの相談支援事業(秋田市版ネウボラ)/653万円 ●ふたりの出会い応援事業(シングルズカフェ秋田)/620万円 ●3歳未満児定員拡大推進事業/2千304万円 ○病児・病後児保育事業(病児対応型)/2千114万円 ○妊産婦保健事業…健診など/2億3千234万円 ○放課後児童健全育成事業…市内37か所の放課後児童クラブの運営委託/2億3千859万円 ○児童館等整備事業…老朽化した八橋児童館を八橋小学校敷地内に改築/1億1千119万円 |
戦略5
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●ねんりんピック秋田2017開催準備経費…来年9月開催/1千51万円
●認知症地域支援推進員配置経費/2千933万円 ●生活支援コーディネーター・協議体設置経費/1千347万円 ○がん検診等事業/2億3千383万円 ○予防接種事業/6億7千280万円 ○エイジフレンドリーシティ(高齢者にやさしい都市)推進事業…市民活動団体の支援など/219万円 ○高齢者コインバス事業/1億2千414万円 |
成長戦略気になる事業ワンポイント解説! |
アンダー35正社員化促進事業 |
非正規雇用の正社員化を促し、若年者の地元定着を図ることが目的です。市内在住の35歳未満の非正規雇用者を正社員に転換した市内事業者に対して、対象となる労働者1人につき年20万円を3年間助成します。詳しくは次のホームページをご覧ください。
http://www.city.akita.akita.jp/wp/inpr/article/4861/ |
オール秋田「食と芸能」大祭典開催経費 |
6月4日(土)・5日(日)に開催。県内の芸能・祭り・行事・食を集結するイベントを開催し、秋田の夏まつりへの誘客を図るとともに、県内の広域的な観光PRを行います。
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中心市街地文化創造発信事業 |
郷土の偉人を題材に昨年実施した、わらび座ミュージカルの第2弾として、今年は「石川理紀之助」をテーマに11月から2月まで上演予定。
![]() 昨年上演した「政吉とフジタ」は8月から12月までのロングランで、観覧者数約2万3千人にのぼりました! |
第2子保育料無償化事業 |
現在第1子のお子さんがいる世帯で、平成28年4月2日以降にお子さんが生まれた世帯を対象として、一定の所得制限のもと第2子以降の保育料を無償化します。
詳しくは、子ども育成課へお問い合わせください。tel(866)2094 ![]() すくすくのびのび\(^O^)/ |
妊娠期からの相談支援事業(秋田市版ネウボラ) |
妊娠期から子育て期にわたるまでのさまざまな相談などに対して、総合的な支援を提供する“ワンストップ”拠点を、子ども健康課(八橋の市保健所内)に設置します。10月開設予定。tel(883)1174
*ネウボラ=フィンランドの子育て支援拠点。 |
ふたりの出会い応援事業(シングルズカフェ秋田) |
20歳・30歳代の独身男女を対象に出会いの場を提供します。
2月に開催した“お試し版”では、延べ358人が参加しました。次回開催は5月の予定です。詳しくは、子ども総務課ホームページをご覧ください。 http://www.city.akita.akita.jp/city/ch/bs/ |
ごみ減量対策事業 |
各種事業を通して、ごみ減量・リサイクルへの取り組みを促します。
おもな活動は、資源回収を行う団体などへの奨励金の交付、ごみ減量・分別説明会の開催、事業系ごみ減量の啓発、冊子「ごみの分け方出し方手引き(平成28・29年度版)」の作成など。 |
メガソーラー事業 |
総合環境センター敷地内で、引き続きメガソーラーによる発電を行います。平成25年10月の稼働開始から、昨年末までの累積発電量は約480万kwhで、一般家庭の月あたりの消費電力にすると約1万6千世帯分になります。
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認知症地域支援推進員の配置 |
地域包括支援センター運営事業の一環として、認知症に関する地域の医療・介護などのネットワークの構築や相談体制の充実を図るため、「認知症地域支援推進員」を配置します。
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がん検診等事業 |
胃がん、胸部、大腸がん、子宮頸がん、乳がん、前立腺がん、骨粗しょう症、歯周疾患の各検診を実施します。加えて、乳がん・子宮頸がん・胃がん・大腸がんの各検診に、市独自の割引制度を取り入れるなどの拡充を図ります。
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まだまだあるよ! |
![]() 紹介した成長戦略のほかにも、市ではたくさんの事業を行っています。新たな総合計画を推進していくために設定した5つの将来都市像ごとに、おもな事業をお知らせします。 ●=新規事業 ○=既存事業/金額は千円以下四捨五入 |
<1>豊かで活力に満ちたまち |
●小売業等チャレンジ支援事業…中心市街地の空きテナントを借り上げ、起業する人に安価で提供/320万円
○中小企業融資あっせん事業/2億7千982万円 ○商店街振興事業/1千448万円 ○きずなでホットしてぃあきた寄附金推進事業 /8千678万円 ○農業経営安定資金預託金…農業者に低利で円滑な融資を行えるようにするためのJA新あきたへの預託金/6億円 ○インバウンド誘客促進事業…外国人を秋田市へ誘客するためのサービスの拡充など…/560万円 ○移住促進事業/195万円 |
<2>緑あふれる環境を備えた快適なまち |
●道路附属施設改修事業…老朽化や損傷の著しい照明などを改修/2億円
●秋田市バス総合案内システム改修経費…現行のシステムに加え、スマートフォンに対応した新たなシステムを構築/119万円 ○ごみ集積所設置費補助事業…各町内会へ設置などの補助/1千144万円 ○住宅リフォーム支援事業…50万円以上の工事に対して、5万円を助成/1億5千55万円 ○既設市営住宅建替事業…老朽化した高梨台市営住宅の建て替え/3億2千78万円 |
<3>健康で安全安心に暮らせるまち |
●がけ地近接等危険住宅移転事業…移転経費の一部を助成/990万円
○浸水対策下水道事業…集中豪雨による被害を防ぐため雨水管を整備/15億3千250万円 ○自殺対策事業▼746万円 ○感染症予防対策等の充実…普及啓発、健康診断の実施、医療費の公費負担など/2千905万円 ○消防力の強化/2億7千618万円 ○消防団組織の充実強化/9千897万円 ○介護保険事業/282億4千263万円 |
<4>家族と地域が支え合う元気なまち |
●日本女性会議2016秋田開催経費/2千399万円
○臨時福祉給付金等給付事業…低所得のかたなどへの給付金/16億1千577万円 ○障がい者福祉医療費給付事業/15億5千935万円 ○後期高齢者健康診査事業/8千910万円 ○一時預かり事業…私立保育所・認定こども園・幼稚園の一部で実施/1億3千157万円 ○子ども福祉医療費給付事業/7億548万円 ○桜地区コミュニティセンター(仮称)建設事業…6月開設予定/1億4千750万円 |
<5>人と文化をはぐくむ誇れるまち |
●日本スポーツマスターズ2016秋田大会開催経費/578万円
●市立体育館ハピネッツホームアリーナ化整備事業…移動仮設席の購入など/3億6千万円 ●学校給食費公会計化事業…各学校で管理してきた給食費を市の公金として管理するための準備/432万円 ●公立美術大学大学院設置支援経費…平成29年度の設置に向け準備を進める大学に対し、大学院棟の建設費などを交付/7億6千万円 ○小学校警備経費/3千364万円 |
気になる事業ワンポイント解説! |
■きずなでホットしてぃあきた寄附金推進事業
謝礼品を選べる「ポイント制カタログギフト事業」を今年度も実施します。 おかげさまで、平成27年度(3月15日現在)の寄附額は約1億6千200万円になりました。 “あなたの寄附で秋田市を元気に!” 引き続きご協力をお願いします。謝礼品提供事業者も募集中です。詳しくはホームページで。 http://www.city.akita.akita.jp/city/pl/mn/furusatonouzei/ ■移住促進事業 秋田市への移住を促進するため、首都圏で開催される関連イベントへの出展などのPR活動と、移住相談ツアーなどを実施します。 移住・定住に役立つ情報は、企画調整課ホームページをご覧ください。 http://www.city.akita.akita.jp/city/pl/mn/iju/ ■消防力・消防団組織の強化 消防車両をはじめとした、装備品・器具などを整備します。雄和市民サービスセンター敷地内に建設中の秋田南消防署雄和分署は6月に開署予定です。 また、消防団組織の充実を図るため、器具置場の改築、車両の装備品のほか、無線機などを整備します。 ■子ども福祉医療費給付事業 子どもの医療費の自己負担分を助成する事業を継続し、今年8月からは、一定の所得制限のもと、助成対象を中学生まで拡大します。 ■日本スポーツマスターズ2016秋田大会開催 シニア世代を対象とした全国規模のスポーツの祭典。9月23日(金)〜27日(火)、全県で13競技が開催されます(一部別日程)。秋田市では、水泳、テニス、バレーボール、バスケットボール、空手道、ボウリング、ゴルフが行われます。 ![]() 新年度もがんばるぞ! |
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