※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
2016年11月18日号

みんなで予防 インフルエンザ


マメゾウくん
 インフルエンザは、子どもがかかるとまれに急性脳症を発症し、高齢者や免疫力の低下しているかたは、肺炎を伴うなど重症になる場合もあります。インフルエンザに負けない、正しい予防法を身に付けましょう。

問い合わせ
 健康管理課tel(883)1180
ホームページ
 http://www.city.akita.akita.jp/city/hl/hm/

■インフルエンザの感染経路

飛沫感染/インフルエンザウイルスに感染した人の咳やくしゃみに混じるウイルスを、直接吸い込み感染する
接触感染/不特定多数の人が触るドアノブや電気のスイッチなどに付着したウイルスを、後から触ることで感染する

インフルエンザにかかったら

早めに医療機関を受診する
安静にして休養する
十分な睡眠をとり、水分を補給する
薬は医師の指示に従い、正しく服用する
咳やくしゃみが出るときは、マスクを着用する

 発病前日から発病後3〜7日間はウイルスを排出すると言われています。排出するウイルスの量は解熱とともに減少しますが、解熱後もウイルスを排出すると言われています。
 現在、学校保健安全法では、インフルエンザによる出席停止期間を「発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児は3日)を経過するまで」としています。

■インフルエンザにかからないために

<1>「咳エチケット」を守ろう
◇他の人に向けて咳やくしゃみをしない
◇咳やくしゃみが出るときはマスクをする。マスクは不織布製のものを、毎日使い捨てるのがお勧めです
◇手のひらで咳やくしゃみを受け止めたときは、すぐに手を洗う

<2>外出後は、流水と石けんで十分に手洗いを
正しい手洗い方法
(1)流水で両手を十分に濡らす
(2)石けんを泡立て、手首から5センチ上まで、15〜30秒間もみ洗い
(3)手のひらと甲をこすり洗い
(4)汚れがつきやすい指先、爪は入念に洗う
(5)指先を上に向け、流水で洗い流す
(6)洗った手は、よく乾いた清潔なタオルで拭く
*アルコール製剤による手指消毒も効果があります。

アズキちゃん

<3>加湿器などで適度な湿度(50〜60%)を保ちましょう

<4>体の抵抗力を高めるため、十分な休養とバランスの取れた栄養を取りましょう

<5>インフルエンザが流行してきたら、人混みへの不要不急な外出は控えましょう

 特に高齢者や基礎疾患のあるかた、疲労気味、睡眠不足のかたは、人混みへの外出は控えましょう。

<6>流行前に予防接種を受けましょう
 インフルエンザにかかっても「発症をある程度おさえる」「肺炎や脳症などの重い合併症になるのを防ぐ」などの効果が期待できます。予防効果の期間は、接種した2週間後から5か月程度と考えられています。
 なお、65歳以上のかたのインフルエンザ定期予防接種を2月末まで実施しています。詳しくは、広報あきた10月7日号か健康管理課ホームページをご覧ください。

*「マメゾウくん」「アズキちゃん」はインフルエンザ予防啓発キャラクター。


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