※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
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2016年12月2日号
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市長コラム |
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年の瀬に思う、めぐり合わせと成長の糧 |
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市長 ● 穂積 志(もとむ)
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今年も師走を迎え、新しいカレンダーや家計簿、日記帳のことを考える季節になりました。中には年賀状を作成中というかたもいらっしゃるのではないでしょうか。市役所も新年度予算の編成作業を本格化させると同時に、来春、組織として新たなスタッフを迎えるための新規採用職員の選考をほぼ終えたところです。 |
市長就任以来、幾度となく経験していることですが、人を選ぶということは大変難しいことと感じています。選考にあたっては、筆記試験や適性試験、一次面接を経て、私をはじめとする幹部の最終面接で決定するのですが、受験者の真剣さや緊張の度合いが、面接する立場にもひしひしと伝わってきます。特に優秀な受験者が多いときには、できることなら予定の枠を超え、全員を採用したいと思うときがあります。ところが現実的にはそうはいかないため、最後は本当に苦渋の決断をしなければなりません。
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