※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
2017年4月21日号

◆平成29年度家庭ごみ処理手数料相当額の使い道が決まりました

人にも地球にもやさしいあきたをめざして!


 市では、ごみ減量のため、市民のみなさんに家庭ごみ処理手数料を負担していただいており、全額をごみ収集運営費に充てています。
 この手数料と同額の「手数料相当額」について、条例で使い道の範囲を定め、ごみ減量やさまざまな環境対策に活用しています。平成29年度は手数料収入を4億5千万円と見込んでおり、活用する事業の内訳は以下の表のとおりです。
●問い合わせ
 環境都市推進課tel(888)5706
ホームページ
 http://www.city.akita.akita.jp/city/ev/cp/

家庭ごみ有料化の目的

さらなるごみ減量とリサイクルを促進し、
将来の施設整備の財源や環境施策の充実を図ること

おもな使い道を解説

表の各項目ごとのおもな実施内容です。

一般廃棄物処理施設整備基金積立金
・総合環境センターの溶融炉改修などに備えた基金への積み立て。将来の施設整備に係る費用の次世代への負担を軽減するため、手数料相当額のおおむね2分の1の額を積み立てます

家庭ごみ減量等対策事業
・ごみ集積所の設置費や修繕費に補助し、環境美化を進めます
・集団回収や古紙回収の促進、資源化物の祝日収集などにより分別を徹底・浸透させ、家庭ごみ減量を図ります
・コンポスターの購入費補助や、食べられるのに捨てられる“食品ロス”削減対策、ごみ減量キャンペーンの開催などによる情報発信を行い、家庭ごみ減量を図ります
・ごみ集積所のパトロールや不法投棄監視カメラの活用により、不適正な排出の未然防止に努めます

環境対策事業
・太陽光や風力、地中熱、バイオマスなど、再生可能エネルギーの普及と利用を促進します
・省エネの推進や照明のLED化などにより、二酸化炭素の排出を抑えます
・緑地の整備により二酸化炭素の吸収効果を向上させ、地球温暖化対策に努めます
・水銀を含む製品の分別収集と処分、PM2・5の成分分析などにより生活環境の保全に努めます

*バイオマス=光合成によって作り出される再生可能な生物由来の有機性資源で、石油などの化石燃料を除いたもの

地域振興基金を充当する事業
歳入と歳出の差額を後年度の事業に活用するため、地域振興基金に積み立てています

・照明のLED化により、二酸化炭素の排出を抑えます
・間伐や森林施業(森林を育成するために行う造林など)を支援し、二酸化炭素の吸収効果を向上させ、地球温暖化対策に努めます


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