※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
|
||
2017年11月3日号
|
||
民生委員制度は今年で創設100周年です |
||
民生委員・児童委員
|
||
|
秋田市には民生委員・児童委員が697人います
|
![]() 10月13日の秋田市社会福祉大会に参加された民生委員・児童委員のみなさん |
誰もが住み慣れた地域で自立した生活が送れるよう支援します |
民生委員・児童委員は、厚生労働大臣から委嘱された無報酬のボランティアです。全国共通の制度として、約23万人が全国どこのまちでも活動しています。その目的は、誰もが住み慣れた地域で自立した生活が送れるよう支援し、安心して暮らせる地域社会づくりを進めることです。
民生委員・児童委員は、地域に暮らすみなさんの身近な相談相手として、生活上の心配ごとや困りごと、医療や介護、子育ての不安などの相談に応じています。そして、その課題が解決できるよう、必要な支援への「つなぎ役」になります。 また、地域に目を向け、定期的な訪問などを通じて、高齢者や障がい者がいる世帯、子どもたちの見守り活動なども行っています。 |
課題を解決できるよう寄り添います |
民生委員・児童委員を簡単に言うと、「福祉のことを知っている近所の人」です。専門的な技能や資格を持っているわけではなく、相談内容に応じて、必要な支援を受けられる専門機関などにつなぎ、課題を解決できるよう“寄り添い”ます。そのために行政や社会福祉協議会、学校などさまざまな機関と連携しています。
なお、民生委員になることができる人は、民生委員法に定められていて、市町村ごとに設置される推薦会で、地域住民の中で、社会福祉に熱意のあるかたが選ばれます(任期は3年)。 |
ご自身のこと、あなたの周りのこと、ためらわずご相談を |
「プライバシーが侵害される」「かまってほしくない」と、訪問を断るかたもいらっしゃいます。民生委員・児童委員には法律による“守秘義務”があり、相談内容が他の人に伝わることはありませんので、安心してご相談ください。
また、あなた自身のことでなくても、ご近所で「毎晩、怒鳴り声と子どもの泣き声がするけど虐待かしら?」「○○さん、最近姿を見かけないけど大丈夫かしら?」と感じた場合なども、民生委員・児童委員にお声掛けください。あなたが民生委員・児童委員に連絡することで、早期の対応が可能になります。 ![]() |
こんな悩みはありませんか |
生活の不安
・ひとり暮らしでさみしい ・高齢者二人で、何かあった時に不安 ・災害が起こった時、避難するのを助けて欲しい ![]() 育児のこと ・子育てのことで相談できる人がいない ・子育てがうまくいかなくて不安 ・子どもを叩いてしまいそう 介護のこと ・介護ばかりで自分の時間がない ・介護保険はどうやって使うの? ・おじいちゃんのために住宅を改修したいけど、お金がない ![]() 福祉サービスのこと ・困り事をどこに相談していいのか分からない ・障がい者手帳を申請したい ・配食サービスを使いたい |
近所で気になることはありませんか |
・○○さんの家に何日分も新聞がたまっている
・○○さんが、送りつけ商法の被害にあっているみたい ・○○さんの年金が同居の親族に使い込まれているみたい ・○○さんの家の怒鳴り声と子どもの泣き声がすごい ・○○さんの子どもが何日も服を替えていない ![]() 民生委員・児童委員にご相談を! |
![]() |