※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
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2018年3月2日号
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3月と9月は秋田市自殺対策強化月間 |
守ろう大切ないのち |
健康管理課tel(883)1180
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平成28年の秋田市の自殺者数は62人、自殺率(人口10万人に対する自殺者数)は19.8で、全国より高い値で推移しています。平成18年をピークに減少傾向にありますが、まだ多くのかたが自ら命を絶っているのが現状です。
市では、「誰も自殺に追い込まれることのない社会の実現」をめざして、3月と9月を自殺対策強化月間と定めています。その多くが、一人ではどうすることもできず、追い込まれた末の死であると言われており、個人の問題ではなく、社会の問題として自殺対策に取り組んでいく必要があります。 尊い命を一人でも多く救うため、自分たちができることからはじめてみませんか。 |
◆身近な人の変化に気がついたら |
・まずは声をかけてみましょう
・変化に気づくためにも、普段からあいさつなどのコミュニケーションを大切にしましょう =声掛けの例= 「なんだか元気がないようだけど、どうしたの?」「眠れていますか?」「何か気になることはないかな?」 |
◆悩みや相談を打ち明けられたら |
・まずは相手の状況をいったん受け止め、相手の気持ちや立場に立って考える
・相手の話にじっくりと耳を傾け、心情に応じて穏やかな対応を心掛ける ・話をしてくれたことをねぎらう |
◆避けた方が良いとされている対応 |
・安易な励ましや、対応の安請け合いをすること
・相手が抱えている問題に対して「たいした問題ではない」と、無視すること ・単に「死んではいけない」と教え説くこと |
◆必要な支援につなげるため早めの相談を |
・相談を受けたかたも、一人で抱え込まずに、専門機関への相談を促してください。問題が大きくなる前に、早めに相談することが大切です
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関連講座の開催と各種相談に応じています。
(1)〜(3)の会場は市保健所(八橋)で、申し込みは健康管理課へ |
心と身体のコリをほぐしましょう |
(1)こころの健康アップ講座
健康運動指導士による呼吸法やストレッチの実技指導。先着30人。 日時/3月22日(木)午前10時〜11時30分 |
悩まずにご相談ください |
(2)精神科医による精神保健福祉相談
原則通院していないかたが対象です。ご本人、または関係者からの相談に応じます。定員各2人。 日時/毎月第1・第3木曜、午後1時30分〜4時 (3)臨床心理士によるこころのケア相談 心の問題を抱えるご本人が、問題解決できるようサポートします。定員各3人。 日時/毎週水曜、午後1時15分〜5時 (4)保健師などによるこころの相談 電話相談です。来所相談を希望するかたは、お申し込みください。 日時/平日の午前8時30分〜午後5時 |
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