※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
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2018年9月7日号
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9月と3月は秋田市自殺対策強化月間 |
守ろう大切ないのち |
●問い合わせ 健康管理課tel(883)1180 |
秋田市で自殺で亡くなるかたは減少してきていますが、平成28年には62人のかたが亡くなっています。年代別では40代が最も多く、性別では男性が女性の約2倍になっています。
秋田市では「誰も自殺に追い込まれることのない社会の実現」をめざして、民・学・官が連携して自殺対策に取り組んでいます。尊い命を守るため、一人一人ができることを考えてみませんか。 |
一人一人がゲートキーパー |
「ゲートキーパー」とは、自殺の危険を示すサインに気づき、悩んでいる人に声をかけ、話を聴いて、必要な支援につなげ、見守ることができる人です。一人一人が、自分のこととして自殺対策に参加することが、大きな力になります。
「気づき」「声をかける」 ◇次の項目にあてはまることが数多く見られる場合は、自殺のサインかもしれません。 (1)気分が沈む、気力が湧かない、眠れないなどのうつ病の症状 (2)頭痛、肩こり、体のだるさなど原因不明の不調が長く続いている (3)飲酒量が増えた (4)安全や健康が保てなくなった (5)仕事の負担が急に増えた、大きな失敗をした、失職した (6)職場や家庭でサポートが得られない (7)本人にとって価値あるものを失った (8)重症の身体の病気にかかった (9)自殺を口にする (10)自殺未遂をした 「話を聴く」 ◇本人の話に耳を傾ける。本人を責めたり、安易に励ましたり、考えを否定することは避けましょう。 「必要な支援につなげる」 ◇自殺のサインに気づいたら、専門機関に相談するように促しましょう。 「見守る」 ◇温かく寄り添いながら、じっくりと見守りましょう。 |
講座&相談でこころのケア |
会場はいずれも市保健所(八橋)
申し込みは健康管理課へ ●こころの健康アップ講座〜呼吸法やストレッチを学んで、 心とからだのコリをほぐしましょう〜 健康運動指導士による呼吸法やストレッチの実技指導。先着30人。 日時/9月18日(火)午前10時〜11時30分 ●こころのケア相談セミナー 介護家族の現状と心の健康がテーマです。先着70人。 日時/9月20日(木)午後2時〜3時30分 ●精神科医による精神保健福祉相談 原則通院していないかたが対象です。ご本人や関係者などの相談に応じます。定員各日2人(要申込)。 日時/毎月第1・第3木曜(祝日を除く)、午後1時30分〜4時 ●臨床心理士によるこころのケア相談 心の問題を抱えているかたご本人が、問題解決できるようサポートします。定員各日3人(要申込)。 日時/毎週水曜(祝日を除く)、午後1時15分〜5時 |
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