※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
2019年3月1日号

元気な秋田市を次の世代へ

平成31年度当初予算案


全体予算額 2,368億8,269万円

【前年度比2.9%増】

 平成31年度の予算編成においては、人口減少対策に引き続き取り組むとともに、「新・県都『あきた』成長プラン」【第13次秋田市総合計画】に掲げた施策・事業を着実に推進するため、経営資源を重点的かつ集中的に配分した編成に努めました。
 予算案は、現在開会中の市議会定例会で審議が行われています。その概要について、「新・県都『あきた』成長プラン」推進計画に掲げる5つの将来都市像に沿って、新規事業を中心にお知らせします。
●問い合わせ
 財政課tel(888)5466
*平成31年度のおもな事業については、継続分も含め、議決後に改めて広報あきたでお知らせします。

会計別の予算額
一般会計 1,345億円
 県・市連携文化施設整備事業や扶助費の増などにより、前年度比5.3%増(構成比は下図)
特別会計 696億5,959万8千円
 介護保険事業会計における保険給付費の増などにより、前年度比1.3%増
企業会計 327億2,309万2千円
 下水道事業会計における建設改良事業の減などにより、前年度比3.0%減

<1>豊かで活力に満ちたまち

●農山村地域活性化センターの運営
 旧上新城中学校の校舎を活用した交流施設が、4月にオープン
●中小企業振興基本条例の推進
 中小企業振興基本条例の制定を契機とし、さらなる中小企業の振興を図るため、中小企業支援のためのファンド(基金)を創設するほか、創業支援拠点施設の中心市街地への移転整備を行います
●「第39回全国豊かな海づくり大会・あきた大会」開催経費負担金
 9月7日・8日、県立武道館や秋田港などで開催されます
●キャッシュレス化の対応検討
 市内での決済のキャッシュレス化について、対応方針を検討します
●多言語案内の推進
 外国人観光客に対応するため、文化施設などの展示内容を多言語で案内できるQRコードやWi-Fi環境を整備します
●フィジー代表チームの受け入れ
 「ラグビーワールドカップ(RWC)2019大会」での事前合宿受け入れと、それに伴う交流イベントや応援観戦ツアーなどを開催します
●秋田市への移住促進
 引き続き、移住希望者への情報発信、支援制度などの充実を図るほか、新たに、東京圏からの移住者への支援金の支給と、若者世代に対し、移住経費の一部を補助します

農山村地域活性化センター

©2015秋田県んだッチH300132

RWCは9月開幕

Aターンフェアでの秋田市の移住相談ブース

<2>緑あふれる環境を備えた快適なまち

●ごみ減量対策
 雑がみの分別やレジ袋削減に向けた取り組みを充実させるほか、新たに古布・古着回収ボックスを設置します
●第2リサイクルプラザの大規模改修
 施設の長期使用を図るため、大規模改修を実施します。2020年度完成予定
●秋田駅西口駅前広場の改修
 広場内の交通機能の向上や県都の玄関口にふさわしい広場として、既存の駐車場周辺を整備します。2020年春完成予定
●危険ブロック塀などの除却
 小学校の通学路に面する危険なブロック塀などの除却工事に対し、費用の一部を補助します

第2リサイクルプラザ

秋田駅西口駅前広場

<3>健康で安全安心に暮らせるまち

●古川流域の治水対策
 浸水被害軽減のため、国・県・市の3者が連携し、総合的な治水対策に向けた調査などを行います
●通学路標示の修繕
 登下校時の交通安全を確保するため、道路上に設置している通学路標示の修繕を行います
●風しん抗体検査費・予防接種費助成
 妊娠を希望する女性とその配偶者、抗体保有率の低い世代の男性などを対象に助成を行います
●山岳救助隊の創設
 山岳事故などにおける消防救助体制の充実強化を図ります

<4>家族と地域が支えあう元気なまち

●子ども・子育て支援事業計画の策定
 2020年度から5年間を計画期間とする、次期「子ども・子育て未来プラン(秋田市子ども・子育て支援事業計画)」を策定します
●在宅子育てサポート事業の対象拡大
 在宅で子育てをしている家庭に提供している、子育てサポートクーポン券の対象を0歳児まで拡大します
●児童虐待防止の推進
 児童虐待の未然防止と早期発見・早期対応を図るため、新たに 子ども家庭総合支援拠点を子ども未来センター内に設置し、心理担当支援員を配置します
●下北手地区コミュニティセンターの改築
 老朽化に伴う建替工事を行います。2020年度完成予定

<5>人と文化をはぐくむ誇れるまち

●文化創造プロジェクトの推進
 2020年度にオープン予定の「秋田市文化創造交流館(仮称)」(=旧県立美術館)を拠点として、「芸術・文化によるまちおこし」をさらに推進するために必要な事業の立案、準備などを行います

●障がい児者スポーツ活動の応援
 「東京オリンピック・パラリンピック」の開催を契機に、障がい児者がよりスポーツに親しめる支援体制などを整備します
●学校適正配置の推進
 将来も良好な教育環境となる小・中学校の配置の実現に向け、保護者や地域のみなさんとともに望ましい学校のあり方を協議します
●部活動指導員の配置
 中学校部活動の担当教員の負担を軽減するために、技術指導のほか、大会などへの引率ができる非常勤職員を配置します
●小学校の大規模改造工事
 対象は、明徳・川尻・土崎南の3校
●中学校の屋根の防水改修工事
 対象は、岩見三内・豊岩の2校


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