※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
2019年10月4日号

市長コラム

市長 穂積 志(もとむ)

秋田の豊かな実りを全国へ

ステージで秋田の地場産品などを大いにPRしました
(9月21日、上野恩賜公園で)

 ラグビーのワールドカップ日本大会が始まり、盛り上がりをみせています。開催地、開幕戦の重圧の中、日本代表は勝利を飾りましたし、秋田市で事前合宿を行ったフィジー代表の初戦は、後半逆転されたものの、その後の試合が楽しみになる戦いぶりでした。両チームには引き続き勝利を願い、声援を送りたいと思います。
 さて、炎暑とまで呼ばれたのがうそのように、朝夕などはめっきり冷え込み秋の到来を実感しています。そして季節が移ろうほどに、食卓や店先にも秋の恵みが並ぶようになりました。
 こうした豊かに実った秋田の食材や花きのトップセールスとして、東京上野恩賜公園で開催された「Tokyo江戸ウィーク2019秋祭り」に参加してきました。昨年、JA秋田なまはげが発足したことを機に、管内である秋田・男鹿・潟上の3市とJAが連携し、今年5月秋田中央地域地場産品活用促進協議会(通称「農家のパーティ」ネットワーク)を設立しましたが、これはその活動の一環です。
 今回は、男鹿の菅原市長、潟上の藤原市長、JA秋田なまはげの京極代表理事組合長等とともに、会場で存分にそれぞれの市のお国自慢をしてきました。男鹿市は旬を迎えた梨・幸水やハタハタのしょっつるなど、潟上市は幸水に加え、伝統の佃煮などを売り込み、来場者の関心を引いていました。
 私からは、甘みが強く香りがよい秋田オリジナル品種の枝豆「あきたほのか」や、秋田を代表する花の一つと言えるダリアをPR。特にダリアは、大ぶりで鮮やかな花を数本手にしてブース前に立っただけで、周囲の注目を集めることができました。梨や枝豆のプレゼントもあったのですが、どちらもあっという間になくなりました。この3市だけでもいかに秋田県が食や美の宝庫であるかがわかります。男鹿・潟上両市長とは、この後もお互いの強みを活かしながら地場産品の販売促進を図っていくことを確認しました。
 さらに、こうした特産品や豊かな自然に加えて、しっかりと保育・学習環境のよさなどもPRし、移住定住の窓口となる東京駅近くの「秋田市移住相談八重洲センター」も紹介しました。イベント後、わざわざ私を訪ね、あいさつしてくれた子育て世代の若者もいました。
 先日ふと市内を移動中、東の方角を見上げたら、太平山のなだらかな稜線が澄み切った青空と緑の山並みをくっきりと分けていました。やがてこの山並みが赤や茶に色づき始めると、いよいよ豊穣に彩られた秋田の秋もさらに深まっていきます。

ブース前でダリアをPR!

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