※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
2019年11月1日号

心に響く鐘の音を次世代に

千秋公園の時鐘を改修するための寄付をお願いします



 長年、市民のみなさんに親しまれてきた千秋公園の時鐘の音色を次の世代に引き継ぐため、「自動鐘つき機」の導入を考えています。
 つきましては、時鐘の改修にご賛同いただける個人または団体のみなさんからの寄付金を募りますので、ぜひともご協力をお願いします。
受付期間/11月1日(金)から12月27日(金)までの平日、午前9時〜午後5時
申し込み
市ホームページまたは公園課(市役所4階)にある、申込書に必要事項を記載のうえ、同課まで郵送か直接お持ちください。
広報ID番号 1022173
*時鐘は10月25日から一時休止していますが、12月31日の除夜の鐘は実施します。なお、再開する際は改めてお知らせします。
●問い合わせ
 公園課tel(888)5753

千秋の鐘、時を越えて

 千秋公園の時鐘は、寛永16(1639)年、秋田藩二代藩主・佐竹義隆が久保田城内二の丸の一角に鐘楼を設置したのが始まりとされています。何度かの改鋳(作り直し)、移転を経て、明治25年に現在の位置(公園南西側)に建設されました。
 昭和18年の戦時中には、金属資源回収の名目のもと供出されてなくなったものの、昭和23年に「平和の鐘」として復活。しかし、昭和43年には鐘楼(当時は木造)の老朽化などの理由により惜しまれながら廃止されました。
 その後、鐘の音の復活を求める声が根強く、市民による再建のための実行委員会が寄付を募ったことも後押しとなり、昭和48年に三たび復活。愛称も公募により「千秋の鐘」と名付けられ、昭和・平成・令和と移りゆく時代の中、変わらない鐘の音を中心市街地に響かせてきました。

復活を伝える当時の広報あきた

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