※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
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2020年11月20日号
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みんなで予防!インフルエンザ |
インフルエンザは、子どもが発症するとまれに急性脳症を、高齢のかたや免疫力の低下しているかたが発症すると、肺炎を伴うなど重症になる場合もあります。インフルエンザに負けない正しい予防法を身につけ、健康に過ごしましょう。
問い合わせは健康管理課へ ●病気について……感染症・難病担当tel(883)1180 ●予防接種について…予防接種担当tel(883)1179 |
これが感染経路! |
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飛沫(ひまつ)感染 インフルエンザに感染した人の、咳やくしゃみから出る小さな水滴(飛沫)に混じるウイルスを直接吸い込み感染する。 接触感染 ドアノブや電気のスイッチなどに付着したウイルスが後から触った人の手に付着し、鼻や口などの粘膜から侵入し感染する。 |
予防アドバイス! |
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飛沫感染対策=咳エチケット ▼咳やくしゃみを他の人に向けてしない。出るときはできるだけマスクをする。また、手のひらで咳やくしゃみを受け止めたときはすぐに手を洗う ▼鼻汁、痰を含んだティッシュはすぐにフタ付きのごみ箱に捨てるか、ビニール袋に入れて密封する ![]() 接触感染対策=手洗い 流水と石けんによる手洗いは手指についたウイルスを除去するために有効な方法で、インフルエンザに限らず感染予防の基本です。 インフルエンザウイルスには、アルコール製剤による手指消毒も効果があります。 ◆正しい手洗い法 (1)流水で両手を十分に濡らし、石けんを泡立て、手首から5センチ上まで15〜30秒間もみ洗いをする (2)手のひらと手の甲をこすり洗いし、指先・爪は入念に、指の間・親指・手首も忘れずに洗う (3)指先を上に向けて、流水で洗い流す (4)洗った手は、よく乾いた清潔なタオルで拭く ![]() 室内では適度に保湿する 空気が乾燥すると、のどの粘膜の防御機能が低下します。特に乾燥した室内では、加湿器などを使って適度な湿度(50〜60%)を保つことも効果的です。 流行前に予防接種を受ける インフルエンザの予防接種は、発症した場合の症状軽減の効果が期待できます。また、発症を一定程度抑える効果も認められています。予防効果の期間は、接種した2週間後から5か月程度と考えられています。 |
10月から2月まで、
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◆対象(1)=65歳以上のかた ◆対象(2)=60歳以上65歳未満の心臓、じん臓、呼吸器の機能などの障がいで「身体障害者手帳1級」のかた ◆対象(3)=生後6か月〜16歳未満(中学生)のお子さん←今年度限定です! (1)・(2)について詳しくは、広報あきた10月2日号12ページ、(3)は10月16日号7ページをご覧ください。市ホームページにも掲載しています。 (1)(2)=広報ID番号1005581 (3)=広報ID番号1026629 人ごみへの不要不急な外出は避ける 十分な休養とバランスのとれた栄養をとる |
インフルエンザにかかったら |
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▼具合が悪ければ早めに医療機関を受診しましょう ▼安静にして、休養をとりましょう。特に十分な睡眠が大切です。また、水分も十分に補給しましょう ▼咳やくしゃみの症状があるときは、マスクを着用しましょう ▼薬は医師の指示に従って、正しく服用しましょう 発病前日から発病後3〜7日間はウイルスを排出するといわれ、そのウイルス量は解熱とともに減少しますが、解熱後もウイルスを排出するといわれています。 現在、学校保健安全法では「発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児は3日)を経過するまで」をインフルエンザによる出席停止期間としています。 |
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