※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
2021年6月18日号

みんなでワイワイ

井戸端市民通信


教えて地域の話題

守ろう!秋田のゼニタナゴ

みなさん“ゼニタナゴ”をご存じですか?絶滅危惧種に指定されているこの魚は、大森山動物園内の塩曳潟(しおひきがた)で在来種として生息しています。
 5月30日、この潟で、NPO法人秋田水生生物保全協会が、秋田県立大学の学生と新屋高校の生徒と一緒に保全活動を行いました。みんなで手分けして、ゼニタナゴの稚魚を潟から採取する作業では、体長1センチ程の稚魚を水中で見つけるのも一苦労でしたが、慎重にひしゃくなどですくった結果28匹を確保することができました。この稚魚たちは、園内の安全な保護池に入れられ、ある程度成長したところで、再び潟へと放流されます。
 大森山の恵まれた自然の中で小さな命が育(はぐく)まれています。作業に汗を流した学生・生徒のみなさんも、環境保全の大切さを実感している様子でした。

 NPO法人秋田水生生物保全協会は、平成16年から動物園と協働でこの保全活動に取り組んでいます。
 これまでの活動に加え、最近、特定外来生物のウシガエルの侵入など、新たな課題も生じていることから、市ではこのたび、同協会が作成した「塩曳潟にすむ多様な生き物の保全活動計画」を、秋田市自然環境保全条例に基づく「自然環境保全市民活動計画」に認定することとしました。
●問い合わせ 
 環境総務課tel(888)5705


ゼニタナゴ

「見えね〜」。稚魚を探すのは至難の技でした

興味深げに、保護した稚魚を観察中

リヒトとアサヒ♥
よろしくパートナー♪

大森山動物園の話題をもう一つ。ゴールデンウイーク期間中に開催した「どうぶつの園長☆決定戦」において、来園者による投票の結果、見事、ユキヒョウのリヒト(オス5歳)が第1位の栄冠を手にしました!端正な顔立ちのイケメンぶりが、なかなかの人気です!
 このリヒトのパートナーにと、3月に東京の多摩動物公園からやってきたのがアサヒ(メス10歳)。今後、展示場の環境に慣れ次第、一緒にたわむれる姿をご覧いただけるかもしれません。お楽しみに!

リヒトです大森山で待ってるぜ!
アサヒですよろしくネ♪

浸水被害に備えて排水訓練を実施

本格的な雨の季節を前に、大雨による浸水を想定した排水訓練が、5月21日に仁井田の古川排水樋門(ひもん)で行われました。
 市では、今年新たに災害対策用排水ポンプ車を2台配備。この日が初めての実践訓練ということもあり、地域のみなさんも見守る中、雄物川から古川への逆流を防ぐために古川排水樋門のゲートが閉じられた場合を想定し、ポンプ車による排水作業の手順を委託業者や職員らが確認しました。
 災害への備えを万全に。引き続き、地域の安全・安心の確保に努めてまいります。
●問い合わせ
 道路建設課tel(888)5749

ポンプ車がホースでくみ上げた水を、堤防に整備された排水口から流し出します

ちょっと一息 読者の伝言板

●黄色い帽子贈呈式の様子、見ました。今年も新入学の季節が来たことを確認できました。普段、車を運転しているので子どもたちに対して、優しい運転をしなければと思いました(かおる 51歳・仁井田)

●最新のハザードマップをいただきました。今まではあまり見ることもなく、もらうと本棚へしまっていたが、最近の災害発生状況を見るといつ、どこで発生してもおかしくない状況なので、この機会に家族で自家を中心にハザードマップを理解し、非常持ち出し袋などを見直し災害に備える準備をしました(河辺のウッチー 77歳・河辺)

●母の日に子どもたちが「防災グッズ」を準備してくれました。どこか他人事に思っていましたが、備えが大事だと教えられました(ふくふく 64歳・御所野)

●千秋公園の近くに住んでいるので、毎日のように散歩に出かけています。公園にはたくさんの珍しい樹木や野草が生えています。公園は秋田のシンボルだと思いながら、また長い歴史を感じています(シゲさん 87歳・保戸野)

●秋田市の竿燈まつりが今年も中止になり残念です!今の感染状況ではやむを得ないですね。秋頃になったら昨年のように、なかいちの広場で開催されることを楽しみにしています(のんの 70代・旭川)

●土崎図書館でいただいたゴーヤの種、ゴールデンウイークにまいたら今日かわいい芽が出ました!「緑のカーテン」になるように大切に育てたいです!(バタコ 59歳・外旭川)

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またまた開催!インスタ展
 7/30(金)→8/15(日)、ぽぽろーどで
●広報広聴課tel(888)5471

担当から


 5月に広報広聴課へ異動してきました。移住してきた4年前、秋田での生活を和(なご)ませてくれた秋田弁のひとつが「だす」。敬語風なのに親近感があり、今でもあちらこちらで聴くたびにほっこりします。
 そんな秋田弁に関する衝撃事実が…。ずっと秋田弁と思っていた「ズック」が、広辞苑に載っていました。広報誌を編集しながら新たな発見も多々。正確な情報をお届けできるよう頑張ります!(片)


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