※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
2021年7月2日号

市政トピックス


水害から地域を守る
古川流域の総合的な治水対策

●問い合わせ
 道路建設課tel(888)5749

◆国・県・市の3者協議会を設置

 平成29年7月・8月、平成30年5月に起きた豪雨では、市内の多くの箇所で浸水被害がありました。特に、南部地域の古川流域の住宅街では、数百件もの床上・床下浸水が発生しています。
 この状況を受け、古川では、護岸の整備、排水能力を向上させる浚渫(しゅんせつ)を行ったほか、国・県・市の3者で協議会を設立し、古川流域の総合的な治水対策をとりまとめました。
 この計画は、リーフレット版を道路建設課(市役所4階)、南部市民サービスセンターで配布しているほか、市ホームページからもご覧いただけます。
広報ID番号1016764

リーフレット

◆排水ポンプ車を配備


 広報あきた前号でもお知らせしたとおり、河川の氾濫(はんらん)など大規模な浸水被害に備え、迅速な排水作業を行うため、災害対策用排水ポンプ車を2台配備しました。排水能力は大型車が毎分60㎥、中型車が毎分30㎥です。
 またこの車両には、排水ポンプのほか発動発電機も搭載していることから、非常時の電源供給も可能です。

◆治水のための整備を拡充

 古川流域の浸水被害軽減に向け、御野場新町四丁目付近と仁井田字新中島付近に排水機場(古川の水を雄物川へ排水する機能)を整備予定で、現在、令和7年度の完成に向け設計を行っています。
 また県では、猿田川との合流部に樋門(ひもん)を整備する計画に基づき、現在、その設計を進めています。
 このほか、雄物川下流域周辺の防災機能を強化するための河川防災ステーション整備について、国との検討を進めています。この施設には、水防資材の備蓄やヘリポートなどの機能を備えるほか、平常時の活用方法についても検討することとしています。

◆古川の映像が確認できます

 古川(大野橋)のリアルタイム映像などが、秋田ケーブルテレビ(CNA)の「し〜なアプリ」で提供されています。アプリのダウンロードについて詳しくは、CNAのホームページをご覧ください。
 また、古川の水位情報を市ホームページ(下記コードを読み込んでアクセスを)で配信しているほか、CNA12chでもご覧いただけますので、災害への備えにご活用ください。


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