※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
|
2021年7月16日号
|
だまされんなヨ18歳! |
消費者トラブルのお話です |
契約や買い物で「困ったな」と思ったら、消費者ホットラインへお電話ください 電話番号188 *消費者庁でも、さまざまな情報を発信しています。下記のコードを読み込んでアクセスしてみてください!
いよいよ来年4月から、成年年齢が18歳に引き下げられます。これによって、その時点で18歳19歳に達しているみなさんは新成人ということになります。大人として認められることで、自分で責任を持ってできることの範囲が広がります。 |
でも、ちょっと待って! |
今懸念されているのは、そういった人たちが巻き込まれやすい消費者トラブルです。契約が伴う売買などは、親の承諾なしでも可能になります。だからより慎重な行動が必要となり、契約を結ぶ際は、内容の確認がとても大事になってきます。
消費者庁の調べでは、消費生活相談(美容やもうけ話をめぐるトラブル)に占める年代別の割合をみると、軒並み20歳代が一番多くなっています。他人事ではなく、自分の事。取り返しのつかないことになる前に、何がトラブルの元になるのか、今からしっかり予備知識をつけておきましょう。周りのご家族からも、この機会に18歳になるみなさんへ、ぜひアドバイスをお願いします。 ●市民相談センター消費生活担当tel(888)5648 |
こんなトラブルに注意! |
<定期購入>
◆事例…動画投稿サイトの広告を見てお試し300円のダイエットサプリを購入。頼んだ覚えのない2回目の商品発送の連絡があり、4か月分まとめて4万円の請求があった ◆アドバイス ・契約内容をしっかり確認する ・解約条件をしっかり確認する ・証拠を残すため、事業者に連絡した記録を残す <美容医療> ◆事例…美容外科クリニックで施術を受けたが、顔全体が内出血を起こし腫はれが引かず、生活に支障が出た ◆アドバイス ・使用する薬などがどのようなものか、自分でも説明できるよう確認する ・効果だけでなく、リスクや副作用などについても知り、納得したうえで自分で選択する ・その美容医療は「今すぐ」必要か?最後にもう一度確認する <もうけ話> ■情報商材 ■マルチ商法など ◆事例(1)…先輩の知人に「簡単にもうかる」と誘われて、ホームページのアクセス数を増やすことで簡単に稼げる情報を記載した90万円の情報商材を契約したが、まったくもうからない。その後、友だちを誘えばボーナスが入ると言われた ◆事例(2)…飲み会などで知り合った人から、暗号資産の投資をすると絶対もうかると誘われて投資をしたが、出金できなくなった ◆アドバイス ・怪しい話は、はっきり断る ・投資には必ずリスクがある(価格が変動し損をする可能性がある) ・クレジットカードでの高額決済や借金をしてまで契約しない ・被害者の立場から、加害者になってしまうことも(友だちを失います) ・暗号資産で投資をする場合は、取引先の業者が暗号資産交換業者として登録されているか確認する *暗号資産=インターネット上でやりとりできる財産的価値のこと。仮想通貨とも。最近では、暗号資産に関する詐欺事例も数多く報告されています |
![]() |