※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
2021年8月20日号

デジタル化 その先へ!


 近年、スマートフォンの普及やAI(人工知能)技術の進歩などにより、私たちの生活様式も大きく変化しています。今年5月には、国においてもデジタル改革関連法案が成立するなど、その動きが加速しています。
 このような中、市でも「第14次秋田市総合計画」を推進する視点として「行政のデジタル化の推進」を設定。これに基づき、市民の利便性の向上や市が抱える諸課題の解消に加え、社会情勢の変化にも対応するため、6月に策定したのが「秋田市デジタル化推進計画」(計画期間は令和5年度末まで)です。
【問い合わせ】デジタル化推進本部tel(888)5491

基本方針ごとのおもな施策概要
 計画の基本方針に沿って、計画期間内に検討・実施される予定のおもな施策を紹介します。
 詳しくは、市ホームページからご覧いただけます。
広報ID番号1029652

<1>手続における情報通信の技術の利用等に係る取組(オンライン化原則)
▼オンライン化による行政サービス(電子申請)の拡充
▼証明書の手数料や施設の使用料などのキャッシュレス決済の導入
▼市税などのクレジットカード納付の導入

▼保育所入所に係る各種申請のオンライン化
▼図書館に来館しなくても利用できる電子書籍の提供

<2>官民データの容易な利用等に係る取組(オープンデータの推進)
▼オープンデータの拡充(市では平成30年度から導入済み)
▼路線バスなどの位置情報をオープンデータ化して公開

<3>個人番号カードの普及および活用に係る取組(マイナンバーカードの普及・活用)
▼マイナンバーカードの取得促進
▼マイナンバーカードの独自利用サービスの実施

<4>利用の機会等の格差の是正に係る取組(デジタルデバイド対策等)
▼デジタル活用支援員と連携した各種講座の実施
▼商店街全体で取り組むICT環境整備を支援
▼高齢のかたや障がいのあるかたなど、誰もが使いやすいホームページの運営
▼小・中学校における、児童・生徒へのタブレット端末の導入(1人1台)や高速大容量ネットワークの整備

写真はイメージ

<5>情報システムに係る規格の整備および互換性の確保等に係る取組(標準化、デジタル化、システム改革、業務の見直し)
▼新型コロナウイルス対策や災害時におけるリモートワーク(遠隔での業務)の検討
▼税務署と連携・情報共有した、所得税の申告手続きのオンライン化
▼軽自動車保有関係の手続きをインターネット上で一括で行うサービスの導入6先端技術を活用した取組

<6>先端技術を活用したまちづくりのモデル地区の実現
▼スマート農業導入の支援・推進など
▼秋田拠点センターアルヴェへのローカル5G基地局の整備

<7>デジタル化により新たな価値を生み出す取組
▼デジタル技術などを活用できる人材の育成
▼道路除雪車両運行管理システムの拡充
*オープンデータ=行政が保有するデータを誰でも利用できる形で、インターネット上で公開すること
*デジタルデバイド=インターネットやパソコンなどを利用できる人とできない人とに生じる格差のこと
*ICT=情報通信技術
*スマート農業=ロボット技術やICTを活用して、省力化・高品質化などの実現を図る農業
*ローカル5G=企業や自治体などが、地域に整備する高速通信を可能にする環境


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