※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
2021年11月19日号

インフルエンザ予防対策はしっかりと!


 インフルエンザは、子どもが発症するとまれに急性脳症を、高齢のかたや免疫力の低下しているかたが発症すると、肺炎を伴うなど重症になる場合もあります。

感染経路は2つ
飛沫(ひまつ)感染…インフルエンザに感染した人の、咳やくしゃみから出る小さな水滴(飛沫)に混じるウイルスを直接吸い込み感染する
接触感染…ドアノブや電気のスイッチなどに付着したウイルスが、あとから触った人の手に付着し、鼻や口などの粘膜から侵入し感染する

6つの予防対策
▼飛沫感染対策「咳エチケット」
▼接触感染対策「手洗い」
▼室内では適度な湿度を保つ
▼十分な休養とバランスのとれた栄養をとる
▼人ごみへの不要不急な外出は避ける
▼流行前に予防接種を受ける

咳エチケットをお忘れなく

■咳やくしゃみを他の人に向けてしない。マスクがないときは、肘などで覆う(下の写真)

■手のひらで咳やくしゃみを受け止めたときはすぐに手を洗う
■鼻汁、痰を含んだティッシュはすぐにフタ付きのごみ箱に捨てるか、ビニール袋に入れて密封する

手洗いを徹底しましょう

流水と石けんによる手洗いは手指についたウイルスを除去するために有効な方法で、インフルエンザに限らず感染予防の基本です。
インフルエンザウイルスには、アルコール製剤による手指消毒も効果があります。
正しい手洗い方法
(1)流水で両手を十分に濡らし、石けんを泡立て、手首から5センチ上まで15〜30秒間もみ洗いをする
(2)手のひらと手の甲をこすり洗いし、指先・爪は入念に、指の間・親指・手首も忘れずに洗う
(3)指先を上に向け、流水で洗い流す
(4)洗った手は、よく乾いた清潔なタオルで拭く

外から帰ったらしっかりと!

適度な湿度を保ちましょう

空気が乾燥すると、のどの粘膜の防御機能が低下します。特に乾燥した室内では、加湿器などを使い適度な湿度(50〜60%)を保つことも効果的です。

予防接種を受けましょう

予防接種は、発症した場合に症状を軽くする効果が期待できます。また、発症を一定程度抑える効果も認められています。予防効果の期間は、接種した2週間後から5か月程度と考えられています。

(1)〜(3)のかたが、10月から2月末までに受けたインフルエンザの予防接種費の一部を助成します
(1)65歳以上のかた
(2)60〜64歳で、心臓、じん臓、呼吸器の機能などの障がいで身体障害者手帳1級のかた
(3)妊婦さん(原則、母子健康手帳を持っているかた)
*詳しくは、広報あきた9月17日号の3・4ページをご覧ください。市ホームページにも掲載しています。
(1)(2)=広報ID番号1005581
(3)=広報ID番号1026629


インフルエンザにかかったら

▼具合が悪いときは、早めに医療機関を受診しましょう
▼安静にして休養をとりましょう。特に十分な睡眠と水分補充が大切です
▼咳やくしゃみの症状があるときはマスクをしましょう
▼薬は医師の指示に従って、正しく服用しましょう
発病前日から発病後3〜7日間はウイルスを排出するといわれ、そのウイルス量は解熱とともに減少しますが、解熱後もウイルスを排出するといわれています。

問い合わせは健康管理課へ
 ◆病気については感染症・難病担当tel(883)1180
 ◆予防接種については予防接種担当tel(883)1179


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