※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
2021年11月19日号

みんなでワイワイ

井戸端市民通信


教えて地域の話題

新たな遺跡発掘
平安に思いを馳せる

ほ場整備工事が進められている雄和田草川地内で、埋蔵文化財保護のために遺跡の有無を確認する試掘調査を行ったところ、昨年、新たに「大又Ⅱ 遺跡」が発見され、今年、発掘調査に着手しました。
調査面積は約3千700平方メートルで、遺跡が見つかった場所は、河辺戸島地区を流れる岩見川左岸に広がる標高約10メートルの畑地でした。
これまでの調査から、9世紀以降の平安時代の遺跡で、878年「元慶(がんぎょう)の乱」前後にわたり存続したと考えられ、その特徴として、調査区域を東西に横断する区画施設の存在があげられます。
かつての秋田城との関係も含めて引き続き整理・検討が続けられますが、生活様式や歴史的意義、当時に思いを馳せると想像がどんどん膨らみますね。
   ◇
調査についての問い合わせは文化振興課へ。tel(888)5607

発掘現場周辺の空撮

10月16日に行った市民向けの現地説明会。区分けをしていたと思われる大規模な区画溝付近で


気分晴れ晴れ!
色づく秋景色を堪能

旭川の秋を感じよう!”新型コロナウイルスの影響で2年振りの開催となった市の施設見学会。11月2日には、テーマにぴったりな秋晴れの下、旧秋田藩主佐竹氏別邸(如斯亭)(じょしてい)庭園と旭川ダム公園を巡りました。
参加したみなさんも、色づく秋景色を堪能し、満足げな様子でしたよ♪


如斯亭庭園では、ボランティアガイドの説明に耳を傾けました

今や紅葉スポットの定番、旭川ダム公園の彩りも真っ盛りでした

初代梅若の演奏と唄声を次世代に!

雄和南体育館の正面脇に、民謡界に多大な功績を残し、また同神ヶ村出身でもある初代浅野梅若さん(明治44年-平成18年)の顕彰碑が建立されています。
このたび、この碑に設置されている音響機器を改修しました。ボタンを押すと、初代梅若さんの三味線の演奏と民謡の歌唱が自動で流れる仕組みです。機会があれば、ぜひお立ち寄りください。
●問い合わせ
 二代目浅野梅若さんtel(828)4638


ちょっと一息 読者の伝言板

●建設中の「あきた芸術劇場」の外観がだいぶ出来上がり、音楽が好きな私は「早くここでコンサートを見たいな」「最初にコンサートをする人は誰だろう?」などなど、とてもワクワクしています。普段、県外に行くことが多いので、地元で好きなアーティストのコンサートが見られたらいいなぁと思っています(ミント48歳・旭南)

●めっきり涼しくなり、短い秋を感じています。毎年味覚の秋はもちろんですが、今年は読書の秋も取り入れる予定です。20年くらい韓流ドラマを見ていますが、大好きな俳優さんに会いに行ったり、ハングルで手紙を書いたりと、ここ数年韓国語にはとても興味があります。本を広げて勉強ってなかなかできない年になりましたが、好きな事はがんばれそうです(アトミックハート42歳・泉)

●秋田城跡史跡散策会に参加しました。あいにくの天気でしたが、雨もまた風情があって、ボランティアガイドのかたの博学に満足して帰ってきました(まねちゃちゃ64歳・御所野)

●実家で取れた新米を食べたところツヤツヤでふっくらしていて、この時期にしか食べられない貴重なもので感動しました。朝5時に起き米農家の仕事を始め、日中は会社員と二足のわらじでお米を育てた両親。その苦労を無駄にしないために、これからもお米を大事に食べたいと思います(あきたこまち26歳・手形)

「農家のパーティ」ネットワーク
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あきたづくし

★お歳暮にもいかがですか?
●問い合わせ/運営事務局ノースコマース(株)内tel(853)7833

担当から


 夜空に高らかに響く鳥の鳴き声。空耳かと疑いましたが、いつの間にか白鳥が飛来する季節になりましたね。
 黄金色に輝く稲穂、刈り取りはまるでパッチワークのよう。そして、真っ白な雪の上に降り立つ白鳥。田園で感じる季節に秋田の風情を感じます。ちなみに、雪国の風物詩である白鳥の南下ですが、南国育ちの私には、Vの字になってクワックワッと飛ぶ姿を見られるのは夢のようです(片)


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