特集秋田城跡、再発見！

連絡橋完成予想図

秋田城跡史跡公園の マスコット「秋麻呂くん」

完成間近の連絡橋

　秋田城跡は、日本最北の古代城柵として国の史跡に指定されています。奈良時代から平安時代の大規模な地方官庁の遺跡で、古代秋田の政治・軍事・行政の中心地でした。
　いまも続く発掘調査では、これまで、日本古代史に関わる歴史的に貴重な遺物や、重要な遺構が数多く発見されていて、その成果は「秋田城跡歴史資料館」で公開展示されています。
　また、史跡公園としても整備・復元が進められ、4月9日(土)には、史跡公園と歴史資料館を結ぶ連絡橋も開通します。この春、見どころ満載の秋田城跡へ、ぜひ足をお運びください！
●問い合わせ
　秋田城跡歴史資料館tel(845)1837

明治時代に行われた道路の切通し工事によって、通称「旧国道」で分断されてしまった秋田城跡史跡西側の秋田城跡歴史資料館と東側の史跡公園を結び、史跡の東西を一体化する連絡橋がいよいよ完成します。
　この連絡橋は東西両側に橋台があり、西側に広場、東側にデッキのある長さ約18メートルの歩道橋です。橋からは、復元された政庁の正殿が、目の前にまっすぐ見ることができ、古代秋田に思いを馳せるロマンあふれるスポットになりそう！
　みなさんもぜひ、旧国道を下に見ながら、先人が歩いた歴史ある経路を踏みしめてみてください。

　連絡橋完成記念式典は、4月9日(土)午前10時から開催します。一般のかたのご利用は、式典終了後の午前11時頃からとなります。

ようこそ！この春オススメ　ホットな スポットへ
古（いにしえ）の秋田城の姿をスマホで体験しよう！

＊VR＝仮想現実。現実に近い映像の仮想空間をパソコンやスマホなどの画面に再現します
＊AR＝拡張現実。スマホなどのカメラ機能を使い、画面上に仮想の建物などを出現させます

連絡橋の開通に併せて、スマートフォンや携帯タブレットを利用した新たな体験スポットが誕生します。
　事前にアプリをスマホなどにダウンロードして、史跡公園内に設けられた各ＶＲ・ＡＲスポット(上図)へ行くと、ＣＧ(コンピュータグラフィック)で再現された秋田城を背景に、さまざまな人物や出来事に遭遇し、物語の主人公として、ドラマチックな歴史を体験・体感できます。

【ご利用のながれ】
■4月9日(土)から公開されるアプリを、スマホなどにダウンロードする
　(市ホームページからどうぞ広報ID番号 1003616)
■現地に来ると自動で画面に表示されるスタートボタンを押す
■地図がダウンロードされ、それを見ながらＶＲ・ＡＲスポットに行くと、ストーリーがスタート！
■秋田城跡歴史資料館では、アプリがダウンロードされている携帯タブレットを無料で貸し出しますので、ぜひご利用ください

前半のポイントをチョイ見せ！

秋田城上空	時空を越えた旅の始まりは、秋田城跡歴史資料館から。ここでは秋田城の全体を上空から眺めた映像を見ることができ、これから向かう場所への期待感が高まります。
政庁西門外	資料館を出て連絡橋へ向かうと、現在はない西門がありますが…なぜか武装した警備の兵士に止められてしまいます。 　無事に中に入ることができるのでしょうか？
政庁建物正殿	どうにか西門を抜けると、正殿が見えてきます。 　ここではＶＲ映像だけでなく、ＡＲ映像で当時の政庁の姿が画面に表れます。
◆そして、東門、古代水洗トイレへと道は続いていきます…

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