令和4年度秋田市文化選奨

　秋田市文化選奨は、芸術・学術などの各分野において、優れた作品を発表し、市の文化の振興に貢献されたかたに贈られます。今年度は、次のかたがたが受賞されました。

【部門】学術

■受賞者
佐々木久春さん(広面)

■作品名／現代詩への旅
　本作品は、令和元年6月から4年1月まで秋田魁新報に毎月1回掲載(全32回)されたものです。
　保坂銀蔵、中村長二、芥川芳ら歴史に埋もれてしまった人から小坂太郎、沢木隆子、押切順三ら著名な詩人まで、本県の現代詩史を築いた34人を作品とともに取り上げた内容で、本県文学史上、貴重な成果として評価されました。

【部門】芸能

■受賞者
大川あけみさん(土崎港)〈本名:明美〉

■作品名／第26回秋田港の唄全国大会優勝
　土崎港出身の金子洋文氏が作詞作曲した「秋田港の唄」を伝承し、郷土の発展を期するために、平成5年から開催されている全国大会で優れた成績を収めました。
　日々、民謡研鑽(けんさん)の傍(かたわ)ら県内外の各種民謡大会に積極的に参加してきたほか、市内小学校などでの民謡披露を継続するなど、その普及に尽力されています。

◆文化選奨の表彰式を7月22日(金)午後4時から、ANAクラウンプラザホテル秋田4階シリウスで開催します。一般参列は事前申込制です。申し込みは、7月12日(火)午前8時30分から文化振興課へ。
●問い合わせ／文化振興課tel(888)5607