※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
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2022年10月7日号
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10月は食品ロス削減月間/10月30日は食品ロス削減の日 |
もったいないからはじめよう |
●問い合わせ 環境都市推進課tel(888)5708 |
本来食べられるのに捨てられてしまう「食品ロス」。秋田市では年間7千800トン、1日あたり22トン(ごみ収集車11台分)もの食品ロスが家庭から発生しています。日本全体では年間522万トン(令和2年度推計農林水産省・環境省)も発生していて、このうち、家庭から出る食品ロスは247万トン、飲食店や食品販売店などから出る事業系の食品ロスは275万トンです。 世界には、ご飯を満足に食べられない人が8億人もいると言われています。日本の食料自給率は38%(令和3年度)と、多くの食べ物を輸入に頼っている一方で、食品ロスの量を一人あたりにすると、全員が毎日、お茶碗1杯分の食べ物を捨てていることに…。 令和元年10月には「食品ロスの削減の推進に関する法律」が施行されました。食品ロスを減らすためには、お店の取り組みはもちろん、消費者である私たち一人一人が意識して行動することが大切です。食べ物を無駄にしないために、自分にできることから少しずつ取り組んでみましょう! |
今日からできる!食品ロス削減のポイント |
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期限が短いものが売れ残ると廃棄され、食品ロスになってしまいます。期限が短いからといって品質に問題はありません。購入してすぐ食べる場合は、商品棚の手前から期限が短い商品を積極的に選ぶ「てまえどり」を実践しましょう! そのほかにも…
野菜の保存方法やレシピを掲載した「まるごと食べきり野菜活用ハンドブック」を市役所3階環境都市推進課で配布しているほか、市ホームページでもご覧になれます。 ◆広報ID番号1027355 ![]()
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ご登録ください!
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市では、食べきれる量での料理の提供や持ち帰り希望への対応など、食べ残しを減らすための取り組みに協力していただけるお店を「もったいないアクション協力店」として登録しています。協力店は下のステッカーが目印!9月1日現在、100店舗が登録しています。協力いただけるお店のかたは、お問い合わせください。協力店一覧は市ホームページをご覧ください。 ◆広報ID番号1006188 ![]() |
実践!地球にやさしい取り組み |
食品廃棄物を利用し発電 |
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株式会社ナチュラルエナジージャパン(向浜) 飲食店やスーパーなどの食べ残しや売れ残り、調理くずをメタン発酵させ、発生したバイオガスを利用し発電する、食品廃棄物の再資源化施設です。 事業にともない発生する食品廃棄物の同施設への搬入について詳しくは、お問い合わせください。 tel(866)9313
(株)ナチュラルエナジージャパン取締役統括部長 古田弘道さん ![]() 当施設の1か月の発電量は、約14万kWh、一般家庭約600世帯分の電力量に相当します。発酵を終えた廃棄物は脱水処理を行い、堆肥資材として使用できるようにするなど最後まで無駄なく使っています。食品循環資源のリサイクルを通じ、地域社会に貢献していきたいと考えています。 食品ロスは発生しないことが一番ですが、どうしても捨てなければならない場合は当施設で有効活用していただければ幸いです。市民のみなさんも、ご家庭から出る食品ロスについて考えていただき、ごみを捨てる際は分別をきちんと行うなど、できることから始めませんか。 |
食品ロスに関するクイズに答えて景品をゲット! 秋田県産食品詰め合わせなどが30人に抽選で当たる!下記のコードからアクセスしてクイズに挑戦しよう!応募は11月4日(金)まで。 ![]() 食品ロスクイズ 食品ロス削減パネル 10月31日(月)まで、市役所1階市民ホールで開催中(31日は午後4時まで)。野菜を活用したレシピや、食品ロスを減らすポイントをパネルで紹介します。 |
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