※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
2022年11月18日号

みんなで予防!インフルエンザ


問い合わせは健康管理課へ
 ▼病気については感染症・難病担当tel(883)1180
 ▼予防接種については予防接種担当tel(883)1179

 インフルエンザは、子どもが発症すると、まれに急性脳症を、高齢のかたや免疫力の低下しているかたが発症すると、肺炎を伴うなど重症になる場合もあります。インフルエンザに負けない正しい予防方法を身につけ、健康に過ごしましょう。

インフルエンザの感染経路

飛沫(ひまつ)感染
インフルエンザに感染した人の、咳やくしゃみから出る小さな水滴(飛沫)に混じるウイルスを直接吸い込み感染する

接触感染
ドアノブや電気のスイッチなど不特定多数の人が触るものに付着したウイルスが、後から触った人の手に付着し、鼻や口などの粘膜から侵入し感染する

インフルエンザの対策
<1>飛沫感染対策!・咳エチケット

▼咳やくしゃみを他の人に向けてしない
▼咳やくしゃみが出るときはマスクをしたり、上着の内側や袖で覆う
▼手のひらで咳やくしゃみを受け止めたときはすぐに手を洗う
▼鼻汁、痰を含んだティッシュはすぐにフタ付きのごみ箱に捨てるか、ビニール袋に入れて密封する

<2>接触感染対策!・手洗い

 流水と石けんによる手洗いは手指についたウイルスを除去するために有効な方法で、インフルエンザに限らず感染予防の基本です。
 インフルエンザウイルスには、アルコール製剤による手指消毒も効果があります。
正しい手洗い方法
(1)流水で両手を十分に濡らす
(2)石けんを泡立て、手首から5センチ上まで、15〜30秒間もみ洗い

(3)手のひらと手の甲をこすり洗い
(4)汚れがつきやすい指先、爪は入念に、指の間、親指、手首も忘れずに

(5)指先を上に向け、流水で洗い流す
(6)洗った手は、よく乾いた清潔なタオルで拭く

<3>適度な湿度を保つ

 空気が乾燥すると、のどの粘膜の防御機能が低下します。特に乾燥しやすい室内では、加湿器などを使い適度な湿度(50〜60%)を保つことも効果的です。

<4>流行前に予防接種を受ける

 予防接種は、発症した場合に症状を軽くする効果が期待できます。また、発症を一定程度抑える効果も認められています。予防効果の期間は、接種した2週間後から5か月程度と考えられています。
(1)(2)のかたが、10月から2月末までに受けたインフルエンザの予防接種費の一部を助成します
(1)65歳以上のかた
(2)60〜64歳で、心臓、じん臓、呼吸器の機能などの障がいで身体障害者手帳1級のかた
*詳しくは、広報あきた9月16日号の7ページか市ホームページをご覧ください。
広報ID番号1005581

日頃から、十分な休養とバランスのとれた栄養をとり、
不要不急な人混みへの外出は控えましょう


インフルエンザかな?と思ったら
▼具合が悪いときは、早めに医療機関を受診しましょう
▼安静にして休養をとりましょう。特に十分な睡眠と水分補給が大切です
▼薬は医師の指示に従って、正しく服用しましょう
▼咳やくしゃみの症状があるときはマスクをしましょう

 発病前日から発病後3〜7日間はウイルスを排出するといわれ、そのウイルス量は解熱とともに減少しますが、解熱後もウイルスを排出するといわれています。


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