※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
2022年11月18日号

健康ワンポイント

「食べ方」で血糖値を上げにくい工夫を


 日頃から「食事を抜く」「偏った食事」「早食い」をしていませんか?
 これらの食べ方は血糖値を急激に上げる恐れがあり、糖尿病などの生活習慣病を引き起こす可能性があります。

◆食べ方と血糖値の関係

 食事を抜くと次の食事量が増えやすく、食後の血糖値が急上昇します。炭水化物(ごはん、麺類、パンなど)の量が多い、または、炭水化物に偏ったメニューは血糖値が上がりやすくなります。また、甘いお菓子などの間食習慣は、血糖値の高い状態が続いてしまう要因となります。
 一方、野菜や海藻のおかずに含まれる食物繊維は、糖の吸収をゆるやかにし、食後の血糖値の急上昇を抑えます。
 おいしい食べ物が多い季節、今こそ「食べ方上手」になりませんか。

◆血糖値の急上昇を抑える食べ方のコツ

▼食事は1日3食、できるだけ同じ時間にとりましょう
▼ゆっくりよく噛んで食べましょう
▼野菜や海藻のおかずから先に食べましょう
▼ラーメンとライスなど炭水化物の重ね食いは避けましょう
▼間食は、甘いお菓子よりもヨーグルトや果物を。食事と食事の間ではなく、食後すぐに食べましょう

◆特定健診を受けましょう

 特定健診は、血圧や血液検査などを実施する生活習慣病予防のための健診です。
 血液検査では、糖尿病の指標の一つであるヘモグロビンA1cも測定します。若いから、症状がないからといって大丈夫と思わず、40歳以上のかたは、年に1回特定健診を受けて自分の健康状態を確認しましょう。
●問い合わせ
 特定健診課tel(888)5636


©2022秋田県秋田市(Akita City , Akita , Japan)
All Rights Reserved.
webmaster@city.akita.lg.jp