※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
2024年5月17日号

ダムの役割って? 緊急放流って何?


●旭川ダム管理事務所tel(860)3482
●岩見ダム管理事務所tel(883)2301

旭川・岩見ダム

 県で管理する多目的ダム(旭川ダム・岩見ダム)は、普段「利水」として利用する水を貯めて、大雨が降ると「治水」として洪水調整をしています。

治水…水を調節する
利水…水を利用する


ダムがあると…

ダムがないと…

 ダムの周辺で大雨が降った場合、その水が集まってダムに流れ込んできます。ダムでは、この水を一時的に集め、下流には調整した量を流しています。これを「洪水調整」といいます。また家庭用、工業用の水道に使うことや農業に利用するなど、それぞれのダムは、利用目的を決めて水を貯めています。

異常洪水時防災操作(緊急放流)

 異常な豪雨によりたくさんの水がダムに流れ込んできた場合、最初は下流へ流す量を調整し影響を最小限にして、みなさんの避難する時間を確保しています。しかし、ダムに貯める量が限界(満杯)に近付いた場合は、降った雨を貯めることなく、そのまま下流に流す「緊急放流」を行うことになります。緊急放流は、ダムに貯めていた水を一気に流すことではありません。
 緊急放流前には、市町村などの関係機関と報道機関にお知らせすると共に、みなさんにはサイレンなどで情報発信しています。詳しくは、上記のコードをご覧ください。


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