※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
2024年7月5日号

熱中症に注意!

熱中症を正しく知り、夏を元気に過ごしましょう!


●問い合わせ/保健予防課tel(883)1178
 「熱中症」は、高温多湿な環境に長くいることで、徐々に体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態を指します。屋外だけでなく室内で何もしていないときでも発症し、場合によっては生命にかかわることもあります。
 熱中症の正しい知識を身につけ、熱中症による健康被害を防ぎましょう。

熱中症の症状
熱中症の対処法
■めまい■立ちくらみ■手足のしびれ ■筋肉のこむら返り■気分が悪い

涼しい場所へ移動、安静、水分などの補給

■頭痛■吐き気■体がだるい■体に力が入らない■いつもと様子が違う
涼しい場所へ移動、保冷剤などで首・脇の下・太ももの付け根などを冷やす、安静、水分などの補給
★水分補給できない場合や、改善されない場合は受診
■返事がおかしい■意識消失■けいれん ■からだが熱い■歩けない
涼しい場所へ移動、安静、体が熱い場合保冷剤などで首・脇の下・太ももの付け根などを冷やす
★応答が不明瞭な場合は、救急車を呼ぶ

高齢者の熱中症予防6つのポイント

 熱中症患者のおよそ半数は65歳以上の高齢者で、多くは室内で発生しています。
 加齢により高齢者は、体温調節機能が低下していて、体内に熱がこもりやすく、暑さやのどの渇きを感じにくいため、気づいたときには軽度の熱中症になっていることも少なくありません。下記の6つのポイントに注意し、熱中症を予防しましょう。

(1)室温28度を超えないように、こまめにチェック
(2)エアコンや扇風機を上手に活用
(3)のどが渇いていなくてもこまめに水分補給
(4)夜、トイレに起きないようにと夕方から水分補給を控えることはしない
(5)外出の際は、体をしめつけない涼しい服装で(日よけ対策も忘れずに)
(6)調子が悪いと感じたら、誰かそばにいてもらう

熱中症対策に各市民SCなどを開放します

「熱中症特別警戒情報」発表時の避難施設を指定
 気温が特に著しく高くなることで、熱中症による重大な被害が生ずるおそれがある場合に、従来の「熱中症警戒アラート」より一段上の「熱中症特別警戒情報」が国から発表されます。市ではこの警戒情報発表時の対応として、冷房の効いた空間に避難できるよう各市民SCなどを「指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)」に指定しましたのでご利用ください。詳しくは市ホームページ(広報ID番号1043053)をご覧ください。
 なお、ご協力いただける民間施設も募集中です。詳しくは「広報ID番号1043278」で検索してください。問/環境総務課tel(888)5704

指定暑熱避難施設(市の施設)/市役所本庁/すべての市民SC/旭北・泉・川尻・旭南・勝平・飯島南・仁井田・上北手・桜の各コミュニティセンター/明徳館・土崎・新屋・雄和の各市立図書館/秋田テルサ/セリオン/セリオンプラザ/にぎわい交流館/千秋美術館/御所野交流センター

暑さしのぎは市民SCやコミセンをご利用ください

上記「熱中症特別警戒情報」の発令の有無にかかわらず利用できます
 暑さの厳しくなる時期に、冷房設備がある下記の施設のホールなどを開放します。

開放期間
/7月下旬から9月下旬まで(休館日を除く)
開放する施設
/すべての市民SC(中央は市役所)/保戸野・旭川を除くすべてのコミュニティセンター
*ホールなどに冷房設備のないコミセンは、予約のない部屋を開放します。
●問/中央市民SCtel(888)5640


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