※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
2024年10月4日号

〜10月はがん検診受診率向上に向けた集中キャンペーン月間〜

がん検診 愛する家族への贈りもの


現代は「日本人の一生のうち"2人に1人"が、がんになる」といわれています。
●問い合わせ
 保健予防課tel(883)1176

「健康だから大丈夫」と思っていませんか?

 がんは、生活習慣や生活環境の影響が大きいとされていますが、早期のがんにはほとんど自覚症状がありません。そのため、自覚症状が出たときには、すでに進行していることもあります。
 検診によって発見されたがんは、早期のがんが多く、早期がんの段階で治療すれば、9割が完治すると言われています。

あなたとあなたの大切な人のために

 がんが早期に発見された場合、治療方法を選ぶことができ、治療に要する期間や治療のための精神的・身体的負担だけでなく、経済的負担も軽くすることができます。
 がんにより、家族、友人、職場のかたなど、多くの人がさまざまな影響を受けることになります。あなただけでなく、あなたの大切な人のため、生活習慣に気を配り、検診を受けましょう。

「ブレスト・アウェアネス」ー4つの習慣ー

 ブレスト・アウェアネスは「乳房を意識する生活習慣」です。ご自身の乳房の状態に日頃から関心を持って生活することで、乳がんの早期発見・早期診断につながります。下記4つのポイントを意識しましょう。
(1)乳房の状態を知る(セルフチェックを!)
(2)変化に気をつける(しこりや血性の乳頭分泌など)
(3)変化を感じたらすぐに医療機関へ
(4)定期的に乳がん検診を(2年に1回の受診)

「秋田市健診ガイド」をご覧ください


 職場などで検診を受ける機会のないかたを対象に、各種検診を行っています。検診の実施医療機関や料金などは、5月に全戸配布した「秋田市健診ガイド」をご覧ください。
 なお、胃がん検診と胸部検診は、検診車が市内を巡回しています。日程や予約方法は、「秋田市健診ガイド」か市ホームページをご覧ください。
日程をご確認の上、ご予約をお願いします。
広報ID番号1005381

集団健診(地域巡回する胸部・大腸・胃がん〈胃部X線〉を含む)は完全予約制です!…待ち時間短縮のため、ご理解とご協力をお願いします
集団健診の全日程を「秋田市健診ガイド」に掲載しています…地域巡回する検診の日程もすべて健診ガイドに掲載しています

骨粗しょう症検診とおとなの歯科健診を受けましょう

 骨粗しょう症検診は5年に1度、おとなの歯科健診は10年に1度の受診機会となります。対象のかたは、ぜひ受診しましょう。
骨粗しょう症検診の対象/40・45・50・55・60・65・70歳の女性
おとなの歯科健診の対象/30・40・50・60・70歳のかた

ドクターからのアドバイス
三浦整形外科医院 三浦利哉院長
 骨粗しょう症は、骨量が年齢とともに低下するために骨折しやすくなる病気です。人は成長期にカルシウムを骨に蓄積して、20歳くらいまでには最大骨量に達します。その後、年齢とともに減っていき、その過程で骨折が起こって、そこで初めて骨粗しょう症の診断を受けることが多いです。
 骨折はちょっとした衝撃でも引き起こされ、特に背骨、大腿骨(だいたいこつ)の骨折は寝たきりの原因となり得ます。健康寿命を延ばすためにも骨粗しょう症の予防と治療は大切です。
石田歯科医院 石田貴洋副院長
 歯を失うおもな原因となる、むし歯や歯周病は痛みの症状がないままゆっくりと悪化します。お口の健康を保つには、毎日の歯みがきに加え、定期的に健診を受けることも大切です。
 「おとなの歯科健診」では、30歳から70歳までの区切りの年齢を対象として、歯や歯肉のチェックを行い、お口の健康状態を把握することができます。「おとなの歯科健診」を活用し、予防、早期発見、早期治療につなげましょう。


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