※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
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2025年3月21日号臨時増刊号
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綴じ込み特別特集 |
進む!水災害対策 |
太平川内水被害等軽減対策計画 |
太平川流域の治水対策などの加速化を図るため、「雄物川下流圏域水災害対策プロジェクト」の【1】【14】などを内水被害等軽減対策計画に位置づけ、国に登録を行いました。 太平川の計画は、令和6年度の制度創設後、全国初の登録となります。 この登録により、国から重点的な財政支援を受け、流域の整備が進められていくこととなります。 【おもな対策】 太平川の河川改修、秋田駅西地区雨水幹線整備、排水ポンプの新・増設、フラップゲートの整備、内水浸水想定区域図の作成、特定都市河川の指定、雨水貯留浸透施設の検討 ■総事業費 約428億円 ■期間 令和6〜14年 ![]() ![]() そのほかの排水ポンプは、手形からみでん地区・八橋田五郎二丁目地区に新設予定です |
河川の逆流防止!
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既設の雨水排水樋管33カ所にフラップゲートを整備します。また、強制的に河川へ排水するための排水ポンプを新たに3カ所、既存の2カ所で増設し、浸水被害の軽減を図ります。![]() フラップゲートの整備例 ![]() フラップゲート設置の一例=八橋の草生津川 ![]() |
総延長約7km/太平川の河川改修 |
河川を掘削することで、川の中の土砂を取り除き、洪水が起きたときの川の水位を低下させます。また、法面(のりめん)を保護するために護岸を設置します。 事業予定期間/令和5年度から下流は10年度まで、上流は14年度まで 改修箇所と延長/下流(旭川との合流点〜横山金足線の桜大橋)4.6km、上流(桜大橋〜柳田の新竹生橋)2.8km ![]() 愛宕下橋付近 |
貯留機能を備えた下水管/秋田駅西地区雨水幹線整備 |
家屋浸水被害軽減を図るため、雨水約1万2千㎥を一時的に貯留できる雨水幹線管路(上図)を整備します。たまった雨水は、計画的に河川または下流ポンプ場へ放流します。 施工地/中通、南通、楢山ほか 事業予定期間/令和5年度〜10年度(7年度まで調査・設計など。工事着手は8年度) |
流出量を抑制!/雨水貯留施設の検討 |
![]() 令和5年7月の大雨浸水被害発生箇所にある公共施設などにおいて、施設の改修などに併せて、雨水流出量を一時的に抑制する貯留機能施設を整備します。 施工地/秋田駅東地区…秋田大学医学部附属病院周辺を検討。防災拠点施設となる同病院への緊急搬送路などの確保が目的 事業予定期間/令和6年度〜10年度 ![]() 雨水貯留施設を道路下に整備した場合のイメージ例 |
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