※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
2025年5月2日号

今こそ、消防団へ!


 ここ数年、豪雨や地震、山火事などの大規模災害の発生が全国で相次いでいます。そして、報道されるその現場には、必ず地元消防団の頼もしい姿が!
"地域の安全安心は、自分たちで守る"
 そんな強い思いを胸に、日々活動するみなさんは、
シンプルに"かっこいい"
        の一言に尽きます。
 今、その役割が見直される消防団、みなさんも仲間になってみませんか!

市の消防団は32分団で
訓練・活動を行っています

 市の消防団員は、現在約1千500人。普段はさまざまな仕事をしているみなさんが、災害時に非常勤の公務員として対応します。
 通常、災害時の現場活動に従事するほか、平常時は火災予防の広報活動や防災訓練の指導、応急手当の普及啓発など、管轄地域に密着した活動を行い、地域防災力の向上・地域コミュニティの活性化に大きな役割を果たしています。
 分団は、市域を32に分割して配置。もし、分団単位での対応が困難な災害が発生した場合は、北部・中央・南部・河辺・雄和の5つの地域ごとに分かれ、各隊が連携して活動する組織体制も設け、対応にあたることとしています。

4月から報酬額などの待遇を見直しました

【報酬年額】団員3万6千500円
【出動報酬】例えば災害活動は4千円
【退職報償金】5年以上の勤務で20万円
【その他】
被服貸与、公務災害補償制度や福利厚生・共済制度の加入
 市内在住または通勤・通学している18〜50歳の健康なかたであれば、どなたでもOKです。災害現場に駆けつけるだけでなく、啓発イベントなどへの参加など、性別・学生問わず、日常生活に無理のない範囲で活動できます。ぜひ団員への一歩を踏み出してみませんか!

消防団に入団したいかたはお気軽にお問い合わせください。
秋田市消防本部警防課tel(823)4243

令和6年秋田市消防操法大会優勝分団

現場で焦らないよう、普段の練習を大事に。

保戸野分団<団員歴3年>大澤陽平さん(24歳)建設業
 男性メンバーの中では一番の若手で、無理なく参加できる環境を作ってもらっています。操法大会の練習も先輩が丁寧に教えてくれるので、やるからには100%出せるように頑張っています!
幼なじみに誘われて、"大人の本気の活動"を。

河辺第三分団<団員歴6年>佐藤旭さん(25歳)会社員
 入団前は上下関係が厳しいイメージもありましたが、とてもアットホームですぐなじめました。目標に向かって本気で熱くなれる活動が消防団です!一緒に“熱く〟活動しましょう!


女性消防団員

身につけたスキルが、いざという時、自分や大事な人を守るチカラに。

団本部部長<団員歴18年>木村綾子さん(41歳)パート勤務
 大学卒業を機に帰ってきた地元秋田市で、当時初の女性消防団員となりました。現在は育児と仕事を両立しながら、おもに保育施設の防災教育に力を入れています。救命講習でのきめ細かい指導や会議での意見など、"女性団員だからこそ"の強みを生かして活動しています。

学生消防団員

 応急手当普及員の資格が取れたり、市の防災訓練に参加できたりと自分の知識・視野を広げながら、地域貢献できるのが学生消防団です。消防のみなさんが親切丁寧に教えてくれるので無理なく活動でき、参加するタイミングも自分のペースに合わせて選択できます。気軽に入団してね♪


動画で知る!消防団の活動

 消防団の概要を6分前後で分かりやすくまとめた動画を、市公式ユーチューブで配信しています。
下記コードを読み込んで、ぜひご覧ください!

秋田市消防団

消防団員の装備品


 消防団章の桜は、日本の象徴であり、郷土愛護の精神を表したもので、桜の花のように潔し、という心意気を表したものと言われています。


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