※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
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2025年6月6日号
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沼谷市長が所信表明 |
市政のさらなる発展に全身全霊で取り組みます |
![]() 秋田市議会臨時会 |
5月9日に行われた秋田市議会臨時会で、沼谷純市長が所信表明を行いました。外旭川地区のまちづくりやスタジアム、次期総合計画の策定の方針について示した概要を紹介します。 |
このたび多くの市民のみなさまから負託を受け、第19代秋田市長として市政運営を担うことになりました。就任からひと月ほどが経過した今、その責任の重さと課せられた使命の大きさを痛感するとともに、より良い秋田市を次の世代に残すため、スピード感を持って市政を前進させたいという揺るがない決意を新たにしております。 初登庁後の訓示において、私たちが持つべき3つの視点として「市民との対話を重ねること」「変化を恐れないこと」「市として『稼ぐ』意識を持つこと」を職員に示したところであります。全庁一丸となって日々の改善と挑戦を積み重ね、その成果を市民のみなさまに還元することを基本とし、着実に秋田市を前進させてまいります。 また、財政調整基金の残高が減少し、有事への備えとしてその回復が喫緊(きっきん)の課題となっている現下の厳しい財政状況に鑑(かんが)み、事業の必要性や有効性、財政負担などを総合的に勘案しながら、市民のみなさまや秋田市のために優先すべき事業を見極める必要があると考えております。事業の検討プロセスを重視し、庁内における十分な議論の積み上げはもとより、市民のみなさまや議会への丁寧な説明と対話に努めることで、経営資源の最適配分を図り、人口減少対策をはじめ、将来にわたって持続可能な秋田市をつくってまいります。 ◆ 外旭川地区のまちづくりについては、初登庁日に基本計画を白紙とすることを職員に指示し、同日(4月14日)、県および事業パートナーであるイオンタウン株式会社にその旨をお伝えしたところであります。また、昨日(5月8日)、同社の加藤久誠社長と直接お会いし、今後について引き続き協議を継続していくことを確認いたしました。 スタジアムについては、秋田スポーツPLUS・ASPスタジアムの改修の可能性を精査するため、担当部局に手法などを検討するよう指示したところであります。今後、新設と改修それぞれの手法や費用、スケジュールを比較検討するとともに、いずれの場合であっても、本市としての負担上限額を見極めた上で判断したいと考えており、5月1日には、Jリーグを訪問し、そうした本市の考えを野々村芳和チェアマンに直接お伝えしたところであります。 また、イオンタウン株式会社およびJリーグへの訪問に先立ち、4月28日に鈴木健太知事と面会し、これらの方針を直接お伝えし、理解を得たところであります。 ◆ 今年度は、市政推進の基本方針である次期総合計画の策定を控えております。人口減少の克服に向けた第一段階として、社会増への転換を図ることをめざすものであり、新たな取り組みとして、市内の大学生や民間企業の社員、移住者などの若者によるワークショップを開催し、「将来の秋田市がどんなまちでありたいのか」次代を担う若者たちの思いを引き出し、まちづくりの方向性に反映するほか、移住定住や地元就職の促進、スタートアップ支援などの対策をより一層強化してまいりたいと考えております。 本市の将来を見据えた政策の方向性をしっかりと描き、市政のさらなる発展に全身全霊で取り組んでまいりますので、市民のみなさま、さらに市議会議員各位には、格別のご指導、ご協力をお願い申し上げます。 |
市長就任1か月! |
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