※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
2025年8月1日号

市長コラム

あなたと一緒に 秋田市長です



沼谷 純
なさま、暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか。
 私自身、身体だけは丈夫な方ですが、そんな私でも年々夏の暑さが厳しくなっているように感じます。ぜひ、みなさまも水分補給や体調管理などに十分ご留意され、夏を乗り切っていただくようお願いいたします。
 さて、そんな秋田市の夏の風物詩と言えば、先日行われた土崎港曳山まつりや、8月11日に予定されている雄物川花火大会などもありますが、忘れてはいけないのが、その起源から270年以上の歴史がある竿燈まつりです。8月3日から6日までの4日間の開催となっていますが、昨年よりも3本多い266本の竿燈が夏の夜空を華やかに彩ることになっています。
 竿燈は私たち秋田市民にとっては大変身近なもので、さまざまな形で関わったり、親しんできたまつりですが、やはり県外のかたや外国のかたなどは、初めて目にしたときに大変な驚きや感動を覚えるようです。
 今年は万博会場で竿燈演技を披露しましたし、大型クルーズ船の寄港に合わせ、文化創造館の建物内でも初めて大若の演技を披露し、県外・海外のかたがたに大変喜んでいただきました。県外出身で秋田市内の大学で学ぶ学生なども、竿燈を続けたくて秋田に残る決断をしたというかたもたくさんいますし、竿燈のために秋田に戻ってきたという社会人のかたなどもいます。
 改めて先人たちから受け継いできたこの夏の行事の価値と意味を大切にしながら、一人でも多くの市民のみなさまに最高の4日間を楽しんでいただけたら幸いです。

*市長コラムは、広報あきた第1金曜号に掲載します。


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