※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
2025年10月3日号

10月は食品ロス削減月間

30日は食品ロス削減の日


 本来食べられるのに捨てられてしまう「食品ロス」。秋田市では年間6千180トン、1日あたり約16.9トンもの食品ロスが家庭から出ています(令和6年度)。一人1日あたりにすると58.1グラム、たまご1個分(Mサイズ)と同じくらいの量です。一人一人の少しの頑張りで食品ロスは減らすことができます。

●問い合わせ/環境都市推進課tel(888)5708

市が行っている家庭ごみの組成調査で、ごみ袋の中にあった使われないまま捨てられた食品…

本全体では年間464万トンもの食品ロスが発生していて、家庭から出るものが233万トン、お店などの事業系のものが231万トンとなっています。
 また、食品ロスによる経済損失は4兆円で、国民一人あたり年間3万1千814円と推計されました。
 食べ物を捨てるのは、それを購入したお金を捨てているのと同じことです。この機会に、自分の家から出る食品ロスについて考えてみませんか。
*数値はいずれも令和5年度の国推計。

食品ロスを減らすためにできること

□買い物に行くときは必要な物をリストアップ!
 冷蔵庫をスマートフォンなどで撮影してメモ代わりにしてもOK!
□すぐ食べるなら「てまえどり」
 購入してすぐ食べるときは、商品棚の手前から期限が近い商品を選ぶ「てまえどり」を実践!売れ残って期限が切れると食品ロスになります。
□「安いから」という理由だけで食品を買わない
 いつ、何に使うのかを考えてから必要な分を買いましょう。
□野菜は皮や芯まで活用
 野菜の皮や芯にも栄養が含まれています。大根の皮やキャベツの芯など、食べられるものはおいしく活用しましょう。
□「冷蔵庫一掃デー」を決めよう!
 曜日を決めて食材を使いきり!
 冷蔵庫の整理ができて、期限切れによる廃棄も防げます。
□すぐに使い切れない場合は、冷凍など保存方法を工夫!
□賞味期限が切れたからといってすぐに捨てない

アイデアと工夫で食品ロス削減!!
〜マルダイの取り組み〜


もぐもぐシール

 お客さまと一緒にできる食品ロス削減として「もぐもぐチャレンジ」を行っています。“もぐもぐシール〟を目印に期限が迫った商品を購入してもらい、そのシールを専用台紙に貼ることで、一枚につき1円を子ども食堂に寄付する取り組みです。お客さまからも寄付の行き先が明確で、気軽に参加できると好評です。
 今後も適正な仕入れと作りすぎないよう予測の精度を上げ、年末やお盆などは予約の販売を取るなど、お客さまに鮮度よくお買い上げいただけるよう努めていきたいですね。

お話を伺った(株)マルダイ取締役社長統括本部長寺田朋和さん

食品ロス削減月間キャンペーン

 食品ロス削減月間の10月に、市内のスーパーマーケットなどで“『のこさない』がミライをかえる!〟をキャッチコピーにしたキャンペーンを実施します。
 食品ロス削減ののぼりやチラシを掲示するほか、店舗入口で啓発グッズを配布します。グッズを配布する店舗と日程は、市ホームページをご覧ください。
広報ID番号1035537

食品ロスクイズに答えて景品をゲット!

 キャンペーンの一環で、野菜詰め合わせセットなどが、抽選で50人に当たるクイズを実施!
 下のコードからアクセスしてクイズに挑戦しよう!応募は10月31日(金)まで。

食品ロスクイズ

ご登録ください!もったいないアクション協力店


 食べきれる量での料理の提供や持ち帰り希望への対応など、食べ残しを減らすための取り組みに協力していただけるお店を「もったいないアクション協力店」として登録しています。
 協力店は上のステッカーが目印!協力いただけるお店のかたは、環境都市推進課へお問い合わせください。協力店一覧は市ホームページをご覧ください。
広報ID番号1006188

秋田温泉プラザマネージャー 北嶋さん

消費期限と賞味期限

消費期限/過ぎたら食べない方が良いとされる期限。お弁当・サンドイッチ・生麺・ケーキなど、傷(いた)みやすい商品に表示しています。
賞味期限/品質が変わらずにおいしく食べることができる期限。スナック菓子・カップ麺・チーズ・缶詰・ペットボトル飲料など、比較的傷みにくい食品に表示されています。この期限が過ぎても、すぐに食べられなくなるわけではありません。
*いずれも未開封で、商品に書かれた保存方法を守って保存した期限。


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