※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
2025年10月3日号

受診しよう!

骨粗しょう症検診とおとなの歯科健診


(1)骨粗しょう症検診の対象/40・45・50・55・60・65・70歳の女性
(2)おとなの歯科健診の対象/20・30・40・50・60・70歳のかた
*(1)は5年に1度、(2)は10年に1度の受診機会となります。

ドクターからのアドバイス
三浦整形外科医院 三浦利哉院長
 骨粗しょう症は、骨がもろくなり骨折しやすくなる病気で、特に高齢者や閉経後の女性に多く見られます。骨折は寝たきりや要介護の原因にもなるため、早期発見と予防が重要です。骨粗しょう症検診でのおもな検査方法には、DXA法(デキサ法)と呼ばれるX線による測定があり、現在の骨の状態を知ることができます。早期発見により、薬物療法や生活習慣の改善で進行を防げます。
 秋田市の対象年齢のかたは、検診が一部市の費用で受診できます。生活習慣の見直しや適切な治療につなげるためにも、ぜひこの機会に検診を受け、自身の健康管理に役立てましょう。

石田歯科医院 石田貴洋副院長
 歯を失うおもな原因となる、むし歯や歯周病は痛みなどの症状がないままゆっくりと悪化します。お口の健康を保つには、毎日の歯みがきに加え、定期的に健診を受けることも大切です。
 「おとなの歯科健診」では、30・40・50・60・70歳と区切りの年齢の対象に加え、今年度からは、20歳のかたも対象に。問診や口腔内診査でお口の状態や日々のお手入れ状況を確認するほか、健診の結果をもとに、お手入れに関するアドバイスを行います。予防、早期発見、早期治療につなげましょう。


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