いきいきボランティア

　今までの経験を振り返った時に「何かできるかも」「地域を元気にしたい」「困っているかたの力になれば…」と思うことはありませんか。そんなふとしたきっかけが、みんなを笑顔にする一歩につながります。
　身近な場所で行われているさまざまなボランティア活動。いきいき活躍しているみなさんの声をお届けします。

◇児童館などで

飯島南児童センター


	児童館のイベントの中でも大人気の「児童センターまつり」。飯島南児童育成クラブのみなさんは、じゃんけん大会やくじ引きなどのサポーターとしてまつりを盛り上げました

金足西児童館
「子どもたちの笑顔がやりがいに！」

◇鈴木田鶴子さん
　金足西幼児園の園長をしながら育成クラブの立ち上げから参加しています。子どもたちの成長した様子を見続けられることが、楽しみです
◇佐藤広子さん
　読み聞かせのサポート研修を受けたことがあり、活かせるかも？！と思い参加を。それぞれの特技を活かして、無理せず助け合いながら楽しく活動しています
◇鈴木由美さん
　子どもが小学生で児童館を利用していたので、ＰＴＡ総会での呼びかけで募集を知りました。企画したイベントで、子どもたちが喜ぶ姿を見るとうれしいですね

始めたきっかけはそれぞれ

金足西児童育成クラブの、後列左から鈴木(由)さん、会長の佐藤さん、鈴木(田)さん。
前列は児童厚生員の、左から原田尚美さん、保坂清子さん

●児童育成クラブ会員
　市内の児童館・児童センター・児童室で、子どもたちの見守りや読み聞かせ、活動のお手伝いをします。
　詳しくは、最寄りの児童館などへお問い合わせください。各児童館などの連絡先は、市ホームページをご覧ください。
広報ID番号1005882
●問い合わせ／子ども福祉課tel(888)5694

◇介護施設などで

活動継続のカギは一緒に楽しむこと

大島博子さん　三浦恵子さん
　教職を定年退職後に、オカリナの心癒(い)やされるやさしい音色に魅了されて、デュオの演奏活動をスタートしました。介護施設や生活訓練事業所、病院などの訪問先の施設の趣旨や年齢層に応じて、喜んでいただける選曲に努めています。
　介護支援ボランティアに登録していますが、活動継続のカギは、まずは自分たちが「オカリナを楽しむ」こと。熱心に聴いてくださるかたが笑顔になるたびに、感謝とハッピーな気持ちがあふれてきます。「一期一会」の活動を、これからも楽しんで続けていきたいと思います。

「オカリーナＯＫデュオ」というグループ名で活動しています。上の写真は、施設での演奏会「ハッピーコンサート」の様子。和やかな雰囲気が伝わってきますね

●介護支援ボランティア
　対象は、要介護認定を受けていない65歳以上のかた。ボランティア活動の場は、介護保険施設、児童館、市立図書館などで、事前に講習を受けていただきます。講習日程などは広報あきたでもお知らせしますが、詳しくは市ホームページをご覧ください。
広報ID番号1004835
●問い合わせ／秋田市社会福祉協議会tel(862)7445

◇図書館で

思いが伝わるように読み込んでいます！

新屋図書館
　新屋図書館ボランティア「おはなしのしずく」には、現在、高校生から70代のかたまでが在籍し、月2回の定例おはなし会のほか、毎週火曜のミーティングでは制作やおはなし会の準備、講師を招いての勉強会などを行っています。
　思いが伝わるように何回も練習しているので、親子でニッコリ見つめあったり、覚えたての言葉で話したりする姿を見ると、伝わった！と思ってうれしいですね。ふれあい遊びやわらべうたなど受け継ぐべきものを伝えつつ、絵本の読み聞かせを通して、親子で過ごす時間を楽しんでもらいたいです♪

「おはなしのしずく」のみなさん

中央図書館明徳館

明徳館ボランティアの会総代表・青木美貴子さん
　会が40周年を迎えた翌年令和6年に、「野間読書推進賞奨励賞」を受賞しました。おはなしの会、補修、創作、書架整理、レモンの会(目の不自由なかたなどへ本を読む)といった5つのグループそれぞれの活動を長く続けてきたことが、評価してもらえたのかなと思います。
　書架整理を担当しているので、利用者が探している本を、話の糸口から見つけることができたとき「やっててよかった！」と感じます。一緒に活動している仲間と会えることが楽しみで活動に励んでいます。

●市立図書館ボランティア
　募集している図書館や活動内容など、詳しくは市ホームページをご覧ください。
広報ID番号1008570

＊野間読書推進賞…(公社)読書推進運動協議会が、長年にわたって読書の普及に力を尽くし、読書推進運動に貢献された団体・個人を、全国から選び、顕彰するもの。