※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
2021年10月15日号

文化振興・発展への貢献を称えて

令和3年度 秋田市文化章


 令和3年度秋田市文化章の受章者が、次のみなさんに決まりました。文化章は、芸術、学術、産業、経済、教育、スポーツなどの各分野で長年にわたり市の文化振興に貢献したかたに贈られます。
 表彰式は、11月5日(金)午後4時から、秋田キャッスルホテル4階放光の間で行います。一般参列をご希望のかたは、文化振興課へお申し込みください。申し込み開始日時は10月20日(水)午前8時30分から。先着10人です。
●問い合わせ・申し込み
 文化振興課tel(888)5607

<文芸(川柳)>
長谷川酔月(すいげつ)さん(本名:長谷川三紀夫)

 平成6年に川柳銀の笛吟社を創設し、川柳人口の拡大、文芸としての質的向上を図り、また、全国大会の選者を務めるなど、川柳の啓蒙普及に努められています。
 秋田市川柳協会会長などの重責を担われるとともに、全日本川柳2020年秋田大会実行委員長として、全国大会では初の誌上大会としての開催に尽力されました。
 川柳を通じた国際交流や地域貢献活動、メディアを活用した川柳の普及に取り組み、市の川柳文化の振興・発展に貢献されています。

<芸能(民謡)>
梅若梅祥(ばいしょう)さん(本名:伊藤哲)

 昭和58年に三味線・民謡教室を主宰して以来、自己研さんと後進の育成に努められています。
 秋田市民謡連盟の事務局長や副理事長を務め、秋田港の唄全国大会などさまざまな行事において中心となって活動されているほか、一般財団法人日本郷土民謡協会や秋田県民謡協会など、多くの民謡団体で重責を担われています。
 また、御所野学院中学校・高等学校で表現科講師を務めるなど、市の民謡文化の振興・発展に貢献されています。

<技芸(華道)>
小松奇峰(きほう)さん (本名:小松妙子)

 華道専正池坊に入門して以来、毎年数々の展覧会への出展などで活躍されているほか、担い手の育成に努め、同団体秋田支部の結成にも尽力されました。
 平成19年には「秋田県いけばな史」編さんに参画したほか、平成26年の国民文化祭秋田大会では、実行委員会事務局長として、華道部門の事業を成功に導きました。
 また、秋田市文化団体連盟常務理事、秋田県華道連盟会長として、市の華道文化の振興・発展に貢献されています。


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