市民健康意識調査アンケートの結果について

調査にご協力くださった市民の皆様、誠にありがとうございました。


 


調査目的

 市民の健康に対する意識、生活習慣などを把握し、市民の健康づくり計画である「健康あきた市21」の中間評価および進行管理、さらに今後の秋田市における健康づくり施策を推進するための基礎資料とする。

実施状況

調査期間

 平成19年3月23日(金)〜4月18日(水)

調査地域

 秋田市全域(中央、東部、西部、南部、北部、河辺、雄和地域の7地域に区分)

調査対象

 住民基本台帳に登録されている0歳以上の市民から、無作為抽出された4,500人(アンケートは15歳以下と16歳以上の2種類。15歳以下は保護者が回答)

調査方法

 郵送法

回答数・回答率

調査対象者数 回答数 回答率
全体 4,500人 2,342人 52.0%
(内訳)
15歳以下 636人 351人 55.2%
16歳以上 3,864人 1,991人 51.5%

調査内容

健康状態と健康意識について  2 栄養・食生活について
運動の習慣について  4 休養・こころの健康について
喫煙の習慣について  6 飲酒の習慣について
歯の健康について  8 生活習慣病(糖尿病・循環器病・がん)について
健康づくりに関する要望

集計結果抜粋

1 栄養・食生活

(1) 朝食を欠食している子どもの割合(15歳以下_問7)

 「食べない日の方が多い」、「ほとんど食べない」と回答した割合の合計は2.0%で、前回調査(平成14年9月実施。以下同じ。)の3.9%を1.9ポイント下回った。「13〜15歳」では、「食べない日の方が多い」、「ほとんど食べない」と回答した割合は0%となっている。

(2) 子どもの食事に気をつけている人の割合(15歳以下_問6)

 「はい」と回答した割合が86.0%で、前回調査の84.3%を1.7ポイント上回った。

(3) 栄養バランスのとれている子どもの割合(15歳以下_問8)

 「とれていると思う」、「どちらかと言うととれている」と回答した割合の合計は76.1%で、前回調査の71.4%を4.7ポイント上回った。

(4) 牛乳・乳製品を毎日とっている子どもの割合(15歳以下_問13)

 「毎日とっている」と回答した割合は69.5%で、前回調査の71.4%を1.9ポイント下回った。

(5) 朝食を欠食している人の割合(16歳以上_問11)

 「食べない日の方が多い」、「ほとんど食べない」と回答した割合の合計は10.6%で、前回調査の10.5%を0.1ポイント上回った。年齢階層別では、「16〜24歳」が男性で26.2%、女性で18.7%と、ともに最も多い。

(6) 栄養所要量を知っている人の割合(16歳以上_問12)

 「はい」と回答した割合は32.9%で、前回調査の28.3%を4.6ポイント上回った。男女別では、男性が25.4%、女性が38.5%で、それぞれ前回調査を2.0、5.9ポイント上回っている。

(7) 食事量が適量と思っている人の割合(16歳以上_問13)

 最近3日間の食事の量を「ちょうどよい」と回答した割合は60.7%で、前回調査の65.8%を5.1ポイント下回った。男女別では、男性が63.7%、女性が58.6%で、前回調査をそれぞれ5.7、4.3ポイント下回っている。

(8) 栄養成分表示を参考にしている人の割合(16歳以上_問16)

 「いつもしている」、「まあまあしている」と回答した人の合計は47.1%で、前回調査の40.1%を7.0ポイント上回った。

(9) 食事に関する学習会などに参加したいと思わない人の割合(16歳以上_問18)

 健康と食生活・栄養との関わりについての学習会・セミナーに、参加したいと思わない(「いいえ」)と回答した割合は62.9%で、前回調査の64.9%を2.0ポイント下回った。

(10) 食生活に満足している人の割合(16歳以上_問19)

 「はい」と回答した割合は69.7%で、前回調査の72.6%を2.9ポイント下回った。

2 身体活動

(1) 週3回以上体を動かす子どもの割合(15歳以下_問15)

 「ほとんど毎日」、「週3、4回」体を動かすと回答した割合は72.0%で、前回調査の82.1%を10.1ポイント下回った。

(2) 運動している人の割合(16歳以上_問20)

 1日20分以上の運動を1週間のうち平均「ほとんど毎日」、「週3、4回」、「週1、2回」していると回答した割合の合計は51.2%で、前回調査の49.8%を1.4ポイント上回った。年齢階層別では、「65歳以上」62.2%、「16〜24歳」58.1%、「45〜64歳」50.0%、「25〜44歳」36.4%の順に高く、それぞれ前回調査を3.9、1.2、1.9、3.7ポイント上回っている。 

(3) 仲間がいないという理由から運動しない人の割合(16歳以上_問21)

 「運動しない」、「運動できない」と回答した人のうち、その理由を「一緒にする仲間がいない」と回答した割合は14.4%で、前回調査の18.3%を3.9ポイント下回った。その他の理由としては、「時間がない」(43.5%)が最も多く、以下、「体をうごかすのがおっくう」、「腰痛・膝痛等がある」などの順となっている。

3 こころの健康づくり

(1) いつもストレスを感じている人の割合(16歳以上_問39)

 「いつもある」と回答した割合は18.9%で、前回調査の15.1%を3.8ポイント上回った。年齢階層別では、男性が「25〜44歳」30.8%、女性が「16〜24歳」で37.3%と最も多い。

(2) 気分が沈んだり、ゆううつになることがよくある人の割合(16歳以上_問33)

 「あった」と回答した割合は43.1%で、前回調査の40.3%を2.8ポイント上回った。年齢階層別では、男性が「45〜64歳」で44.7%、女性が「16〜24歳」で60.0%と最も多い。

(3) 子どもが睡眠不足だと感じている親の割合(15歳以下_問)

 「感じている」と回答した割合は27.1%で、前回調査の20.4%を6.7ポイント上回った。年齢階層別では、男性が「7〜12歳」で31.7%、女性が「13〜15歳」で41.4%と最も多い。

(4) 睡眠を十分とれていない人の割合(16歳以上_問30)

 「あまりとれていない」、「まったくとれていない」と回答した合計は26.1%で、前回調査の26.7%を0.6ポイント下回った。年齢階層別では、「25〜44歳」が男性で35.7%、女性で36.1%と、ともに最も多い。

(5) 睡眠を得るためにお酒を飲む人の割合(16歳以上_問32)

 眠れないとき、睡眠を得るために「お酒を飲む」と回答した割合は12.8%で、前回調査の18.1%を5.3ポイント下回った。年齢階層別では、「25〜44歳」(19.7%)が最も多く、以下、「45〜64歳」、「16〜24歳」、「65歳以上」の順となっている。

(6) 睡眠薬等の薬を服用する人の割合(16歳以上_問32)

 眠れないとき、睡眠を得るために「睡眠薬などの薬を服用」すると回答した割合は10.4%で、前回調査の9.1%を1.3ポイント上回った。年齢階層別では、「65歳以上」(17.2%)が最も多く、以下、「45〜64歳」、「25〜44歳」、「16〜24歳」の順となっている。

たばこ

(1) たばこを吸うことによってかかりやすくなる病気を知っている人の割合(16歳以上_問47)

 「肺がん」が94.3%で最も多く、以下、「気管支炎」(60.4%)、「ぜんそく」(54.0%)、「低体重児・未熟児等の出生」(45.5%)、「心臓病」(42.2%)などの順になっている。

(2) たばこを吸うときに周囲に気をつかわない人の割合(16歳以上_問53)

 「気をつかわない」と回答した人が4.7%で、前回調査の6.8%を2.1ポイント下回った。

アルコール

(1) 飲酒習慣のある人でお酒が適量であれば体によいことを知っている人の割合(16歳以上_問44)

 「はい」と回答した人が86.7%で、前回調査の85.7%を1.0ポイント上回った。

歯の健康

(1) 自分の歯を20本以上有する人の割合(16歳以上_問58)

 「20〜27本」、「28本以上」と回答した合計は66.2%で、前回調査の63.9%を2.3ポイント上回った。

(2) 定期的に歯科健診を受けている人の割合(16歳以上_問59)

 「受けている」と回答した人が49.9%で、前回調査の48.9%を1.0上回った。

糖尿病・循環器病・がん

(1) 健康なので検診は必要ないと考えている人の割合(16歳以上_問24)

 過去1年間に健診やがん検診を「受けていない」と回答した人のうち、その理由を「健康なので必要ない」と回答した人は23.8%で、前回調査の30.0%を6.2ポイント下回った。

集計結果(性別・年齢別クロス集計)

集計結果(15歳以下−44問、16歳以上−64問)を下記ファイルからご覧いただけます。

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リンク
市民健康意識調査アンケート集計結果
PDFファイル PDFファイル
15歳以下(PDFファイル:894KB) 16歳以上(PDFファイル:1,626KB)

1 本調査で集計分析の対象とした調査票総数は、15歳以下351、16歳以上が1,991です。調査項目によって、有効回答数が異なることがあります。

2 各項目の集計対象者数に対する比率(%)は、少数第2位を四捨五入しており、個々の比率の合計と全体を示す数値とは一致しないことがあります。

3 複数回答の場合は、各設問の回答数の比率は集計対象者数に対するものであり、その合計は100%を超えることがあります。

4 自由記述回答については、集計結果から省略しています。寄せられた意見については、今後、秋田市の健康づくり施策を検討するにあたって参考といたします。

参考

「健康あきた市21」のページ(保健総務課)

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