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■■■第10次秋田市総合計画＞基本計画＞第3章 「安心して健康にすごす助け合いのまち」づくり
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第5節 保健体制の充実 |
| 第3章 「安心して健康にすごす助け合いのまち」づくり |
第5節 保健体制の充実 |
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平成12年度の本市における死因の62.6％は、三大生活習慣病（注1）で占められており、その原因となる食生活や身体活動、喫煙、飲酒、ストレスなどの生活習慣の改善をはかる必要があります。また、40歳から64歳までの壮年期、中年期についても、がんが最も大きな死因となっていることから、平成11年度に国が策定した「21世紀における国民健康づくり運動（健康日本21）」に基づく本市独自の「健康づくり計画」を策定し、疾病の発症を予防する一次予防対策を重点的に推進するとともに、疾病の早期発見・早期対応のため、健診体制を充実し、受診の促進をはかる必要があります。
難病患者等（注2）については、病気との孤独な戦いを強いられていることから、療養と居宅生活の支援等につとめ、自立と社会参加を促進する必要があります。
生活習慣を改善することにより、疾病の発症を予防する一次予防対策を重点的に推進するため、平成14年度に策定した「健康あきた市21」計画に基づき、市民が自ら健康に配慮しつつ、生涯にわたって健やかで安全な生活を送ることができるよう、生活習慣改善に対する自主的な取り組みを支援するとともに、各種健診の受診率向上につとめます。
また、感染の恐れがある疾病の発生およびまん延を予防するために予防接種を行い、市民の健康の保持・増進につとめます。 さらに、難病対策として、保健・医療・福祉の連携をはかりながら、ホームヘルパーの派遣や、保健師の在宅訪問相談事業を行い、在宅における難病患者や家族を積極的に支援します。
1 健康づくり運動の推進「健康あきた市21」計画に基づき、生活習慣病の原因となる食生活や身体活動、喫煙、ストレスなどについて、市民の生活習慣改善に対する自主的な取り組みを支援するとともに、健康づくり運動の普及・啓発につとめ、保健医療団体、マスコミおよび企業等の協力・連携のもとに個人の取り組みを地域全体で支援する体制づくりにつとめます。
2 各種健診の充実 40歳と50歳の女性を対象に、骨粗鬆症検診を実施します。また、乳がん検診の精度を高める方策を検討します。さらに、胃がん検診の受診率向上のための方策を検討します。
3 健康教育および相談・指導体制の充実（1）健康教育の充実
健全な生活習慣確立のため、各種健診の事後指導として、疾病の特性や生活習慣を踏まえた個別の健康教育を実施するとともに、健康に関する知識の普及や相談体制の充実につとめます。 （2）健康判定事業の充実 現行の健康判定事業を充実させ、個人の生活習慣行動や社会・生活環境等の把握を行うとともに、生活習慣の改善を指導します。 （3）栄養指導の充実 市民の食生活や、生活習慣、健康意識等の状況を把握する栄養調査を実施し、健康づくりや発症予防対策の充実をはかります。 4 難病患者等への支援 難病団体の活動の支援を強化するとともに、難病患者等およびその家族を対象とする相談・支援体制の充実をはかります。
5 予防接種の充実 乳幼児の予防接種について、地域の実情にあった接種方式を検討します。
6 健康増進情報システムの充実 健康増進情報システムについては、市民一人ひとりの健康動向を把握するため、プライバシーの保護に配慮しながら、新しいシステムの構築を検討し、適切な保健指導につなげます。
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第5節 保健体制の充実 |
