秋田市新世紀プラン - 基本構想
◆◆◆時代の基本認識◆◆◆
 時代の大きなうねりは、本市行政や市民生活にも大きな影響を与えます。
「秋田市新世紀プラン(第9次秋田市総合計画)」は、次に掲げる時代の基本認識を踏まえ、
時流を的確に捉えて策定しました。

(1) 成長神話の終焉…新しい豊かさのかたちへ
 人口の必然的減少や経済成長の鈍化、少子長寿化による生産年齢人口の減少など、もはや右肩上がりの永続的成長は望めません。豊かさを示す基準は、確実に量から質に移行しています。

(2) 各種制度疲労の進行…今、変革の時
 日本型終身雇用や規制に守られた企業群、将来の財源的裏付けが希薄な社会保障制度など、これまで日本の成長を支えてきた社会システムがいたるところで崩れ始めています。今、我が国は、全身の体質改善が必要となっており、大いなる変革の時を迎えています。

(3) 多様な知恵の時代への移行…個性こそが花開く
 横並びの画一的な成長は幻想となり、社会は、結果の平等よりも機会の平等を、また、変化する外部環境や顧客ニーズに柔軟に対応できる手腕や知恵を求めています。そして、IT革命や地方分権の進展等により、それぞれの地方自治体の知恵を活かす環境も整いつつあります。

(4) 共生と融合の希求…より一層の調和へ
 地球環境との調和、男女共同参画、ノーマライゼーション(全ての人が共に生きる社会)、そしてNPOに代表される官と民の融合など、時代は我々に対立や相克ではなく、人と人、組織と組織、地域と地域などのより一層の調和と共生を求めています。


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