2000年
5月12日号



あきたノスタルジー
●秋田市の昔を、写真で振り返ります。

「大地が揺れるような激しい振動、もう立っていられなくて…」
昭和58年5月26日正午ごろ、日本海中部地震が発生。マグニチュード7.7、震度5の強震を記録しました。
晴天のお昼時、突然襲った大地震。
市民5人の尊い命が奪われ、一般住宅やビル、港湾施設、道路、上・下水道などにも多くの被害が発生しました。
秋田市の被害総額はおよそ65億円、全県では1,100億円にものぼる大災害でした。
そんななか、ほとんどの市民がすぐに火を消して、火災の少なかったことが賞賛されました。
5月26日は県民防災の日。日本海中部地震から17年、災害は忘れたころにやってきます。
有珠山の噴火も他人事ではありません。万が一のときには最小限の被害にとどめたいものです。
「備えあれば憂いなし」。非常用品、食料品、地域の連携など今一度確認を。


昭和58年5月26日、日本海中部地震が発生、
道路に大きな亀裂(大町四・五丁目で)

 


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